CL決勝マドリーダービー、本当に有利なのはどちらか
ウィーンのエルンスト・ハッペルで行われた94〜95シーズンのチャンピオンズリーグ決勝。ミランはアヤックスに0−1で敗れ、2連覇を逃した。
ローマのオリンピコで行われた翌95〜96シーズンの決勝は、そのアヤックスがユベントスに延長PK戦で敗れ、これまた2連覇を逃した。
ユベントスは、翌96〜97、ミュンヘンで行われた決勝に進出。2連覇に王手を掛けた。下馬評でも対戦相手のドルトムントを大きく上回っていた。88〜89、89〜90を制したミランに続く2連覇は濃厚なムードだった。しかし、ユベントスは敗れた。
前年覇者が、連覇に王手を掛けながら決勝で敗れるケースは3シーズン連続した。が、それは以降、連覇に王手を掛けるチームはパタッとなくなる。07〜08(優勝)、08〜09(準優勝)のマンUが、唯一のチームになる。
96〜97と言えば、移籍の自由などを謳ったボスマン判決の内容が施行された最初のシーズンになる。外国人枠は事実上撤廃。移籍はこれを機に活発化した。資金潤沢なビッグクラブほど、良い選手を獲得することが可能になった。
この記事は有料です。
たかがサッカー。されどサッカーのバックナンバーをお申し込みください。
たかがサッカー。されどサッカーのバックナンバー 2014年5月
税込550円(記事5本)
2014年5月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。