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ザックジャパンはスペインの歩んだ道に倣え

杉山茂樹スポーツライター

大久保。サプライズ騒動は好ましい出来事ではないし、遅すぎる選出にも大問題と言いたくないが、チームにいないよりはいた方がはるかにいい選手だ。無理しても、先発で使えとさえ言いたくなる。日本代表のスタメン候補の中に、いま上り調子にある選手がきわめて少ないからだ。

長友5.5、吉田4、今野5.5、内田4、長谷部4、遠藤5、本田4.5、香川5、岡崎7.5、柿谷5(大迫6.5)

以上は、GKを除いた従来のスタメン候補の現在の調子、あるいは全盛時と比べた状態を、独自に10段階評価したものだが、6以上(上り調子)を示す選手は岡崎と大迫ぐらいしかいない。サブを眺めても酒井高を除けば、ほとんどが5.5以下になる。

長友、遠藤、本田の3人は、4年前に比べて、プレイのレベルが落ちているし、もう一人の実力者である香川も、空回りした状態にある。長谷部、吉田、内田に至っては、使える目処すら立っていない。

6.5から7の状態にある大久保は、そうした意味で貴重な存在なのだ。ブンデスリーガで15ゴールを挙げ、ランキング7位タイになった岡崎とともに、試合の頭から、チームを引っ張る存在である必要がある。

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スポーツライター

スポーツライター、スタジアム評論家。静岡県出身。大学卒業後、取材活動をスタート。得意分野はサッカーで、FIFAW杯取材は、プレスパス所有者として2022年カタール大会で11回連続となる。五輪も夏冬併せ9度取材。モットーは「サッカーらしさ」の追求。著書に「ドーハ以後」(文藝春秋)、「4−2−3−1」「バルサ対マンU」(光文社)、「3−4−3」(集英社)、日本サッカー偏差値52(じっぴコンパクト新書)、「『負け』に向き合う勇気」(星海社新書)、「監督図鑑」(廣済堂出版)など。最新刊は、SOCCER GAME EVIDENCE 「36.4%のゴールはサイドから生まれる」(実業之日本社)

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