ストレス?更年期?50代からの疲れは見逃さないで!無気力・とれない疲れに効く「食品4選」
「もう何にもしたくない・・・」気力と体力と一緒に、自信を失っていませんか?
こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。
年齢を重ねると気力や集中力が続かず、今までできたのに思うように動けないことで更にストレスを増やしてしまうことってありますよね。朝起きるのが辛かったり、今日は元気だと思っていると午後から急にダル重くてやけに眠くなったり。私も50代になり、初めて感じる不調から更年期を疑って診察を受けましたが、典型的な更年期症状がないため「年齢的な体力の衰え」や「ストレスによる疲労」と診断されました。
男女問わず、50代前後から慢性的な疲れや気力低下で悩む方が多いそうです。女性に限らず、体全体の様々なホルモン値も下がる時期なので、体が変化するタイミングです。また、ストレスが多い方は副腎疲労症候群という慢性的な疲労や鬱症状になる場合もあります。寝てもとれない疲れが続く時は、甲状腺機能や副腎疲労を疑ってみるのも一つかもしれません。
私の場合、脳疲労による自律神経の乱れが原因と判断したのですが、多くの方が抱えるこの脳疲労とは「気が休まらない」「常に緊張感がある」。多くの情報処理で頭がフル稼働する状態によって脳が疲弊することを言います。
脳は全体重のたった2%ほどの臓器なのに、全消費エネルギーの20%も使うそうです。さらに暑い寒いなどの体温調節や不規則な生活も脳を余計に働かせて自律神経を乱す原因になります。脳は質の良い睡眠によってリカバリーされるのですが、心が落ち着かないと睡眠にも影響しさらに脳が疲れます。様々な要因が重なって脳疲労の原因になるわけです。
今回は脳疲労を改善する4つの食品とレシピをご紹介します!
●鶏むね肉には、脳疲労に役立つイミダペプチドという抗酸化物質が含まれています。この成分が体と脳の疲労の原因となる活性酸素を除去します。。
●野菜や果物などの抗酸化物質は、肉体疲労に効果的です。
●納豆はナットウキナーゼによる血流改善や、ポリアミンという加齢に伴い減少するアンチエイジング成分が含まれています。
●ナッツは種類によっても成分は様々ですが、抗酸化成分やアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが詰まっているので手軽な栄養補給になります。
これらの食品を使った脳疲労に役立つレシピをご紹介します。
《鶏むね肉とピーマン・ナッツの味噌炒め》
材 料
- 鶏むね肉 1枚
- ピーマン 2個
- ミックスナッツ 1/2カップ
- 生姜 ひとかけ
- 味噌 大さじ1.5
- みりん 大さじ2
- 米粉 (片栗粉) 大さじ1〜2
- 米油 適宜
作り方
- 鶏むね肉を一口大に切って米粉をまぶしておく。
- ピーマンを一口大、生姜をみじん切りにしておく。
- 味噌とみりんを混ぜておく。
- 米油を引いたフライパンを中火にかけて、鶏肉を並べていく。
- 鶏肉に火が通ってきた頃に生姜とピーマンを加え炒める。
- 少し炒めたらナッツも加えて炒める。
- 合わせ調味料を入れたら全体に馴染ませて完成です!
レシピについて
これは鶏むね肉がふっくら仕上がっていて、とても食べやすいです♬程よい甘さの味噌味で、生姜が奥の方から効いていて凄くアクセントになっています!ピーマンの苦味やカリカリッとしたナッツの食感、ふっくらした鶏むね肉が相性良くとっても美味しいので、ちょっと疲れたなという時に是非、試していただきたいレシピです。
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★管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数44万人)
筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子