綿棒は文房具なの?『文房具と写真』こんな素朴な質問を解決します
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
高校生から大学生くらいの若い世代が集う文房具イベント『文房具と写真』に参加してきました。とても刺激的でした。
同じようなイベントを開催するにしても、我々世代とは気の使い方や熱の入れようが全く違うのです。新鮮な彼らを今後も応援します。
こんな新しい刺激をいただきながら、僕は自分自身を企画して、継続して活動していきたいと思いました。負けずに頑張ります。
このイベントの趣旨です
このイベントの趣旨は、文房具、写真についてのディープな話がしたい。そんな主催者が開催するオフ会トークイベントでした。
この地区の若い世代の文房具好き・カメラ好きの皆さんが熱い想いを持って集まってきました。リアルな場って、とても素敵ですね。
主催のメンバーの方と挨拶させていただきましたが、真摯にイベントに取り組んでおり、好感が持てました。また行きたいです。
会場からの質問がありました
「綿棒は文房具ですか?」会場にいらっしゃった方から主催者にこんな質問が飛んできました。本当に面白いですね。
僕もこのお題については、10年以上も取り組んでおり、何度も自分のブログに書いています。誰もが通る道なのでしょうね。
せっかくですので、持論も交えてこの場所で書いていきましょう。言葉を定義するって大事です。ここから全てが始まるのです。
そもそも文房具って何?
まずは、ここからスタートしましょう。そもそも文房具って何なんでしょうか?この言葉の語源から遡ってみます。
文房とは、読書や書き物をする書斎のこと。具は、道具のことです。つまり、書斎で使われる道具を文房具と呼びました。
中国では筆墨紙硯(ひつぼくしけん)と呼ばれる4つの道具が定番として、文房四宝と称されて重宝されていたようです。
現代の文房具という言葉の使われ方
文房四宝と呼ばれた筆・墨・紙・硯は、日常では見る機会が減りました。かろうじて、紙が残っている程度ですよね。
現代では、文房具といえば学習や企画に使うものという定義で良いと思います。もっと自由にゆるく使われていますから。
主催者の方から、ペンケースに入るから文房具ですよという説明がありましたが、そのくらいの定義で良いのかもしれません。
まとめです
文房具という言葉を定義付けしましょう。この範囲は人によって異なります。まずは、自分にとっての文房具とは何かですね。
それができたら簡単です。「綿棒」は文房具ですか?ある人にとっては大事な文房具、またある人にとってはそうではないのです。
そんなまとめ方で十分です。合っているとか合っていないとか不毛の議論をしないようにお願いしますね。どちらも正しいのです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に心より感謝申し上げます。それでは!
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