それ「痛風」のサインかも!-痛風(高尿酸血症)になるとどうなる?-分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「痛風」とはどんな状態なのか?
どんな症状が現れるのか?解説していきます。
痛風(つうふう)ってなに?
まず、痛風には"尿酸"という物質が関わります。
尿酸は"プリン体"が分解された時にできる物質。
そして、尿酸が血液中にたくさん蓄積した状態…
いわゆる「尿酸値が高い状態」が続くと、
尿酸同士がくっつき"結晶化"することがあります.
↓
そして、この尿酸の結晶が関節に溜まり、
激しい炎症を急激に引き起こすのが"痛風"です。
ちなみに、尿酸値が基準値以上の状態を
「高尿酸血症(7.0mg/dL以上)」といいます。
痛風ってどんな症状?
実際、尿酸値が高いからといって、
痛風の発作が、常に現れるわけではなく、
↓
初期は、特別な自覚症状はありません。
↓
しかし放置すると、尿酸の結晶が
関節に溜まり「痛風発作」が起こります。
「足の親ゆびのつけ根が赤く腫れて痛い!」
という例が多いです。
↓
やがて発作はおさまりますが、また痛風発作
が現れて…落ち着いて…と繰り返します。
さらに、尿酸値が高い状態を放置すると、
手足の指先の関節などに"痛風結節"ができます。
また、尿酸値が高いと腎臓の障害や
尿路結石などのリスクが高くなります。
なんで痛風が起こるの?
痛風は「尿酸値が高い」ことが原因ですが、
尿酸値が高くなる原因はなんでしょう?
これは「遺伝的な因子」に加えて、
食事・アルコール・ストレスなどの
「環境的な因子」が強く影響しています。
例えば、レバー・魚の干物などはプリン体を
多く含むため、尿酸値が高くなりやすい食品。
特に、アルコールに関しては…
- プリン体の分解を促進して、尿酸値を上げる
- 尿酸の排泄量低下に繋がる(※乳酸の影響)
- プリン体を多く含む(特にビール)
痛風を予防するには?
痛風の予防は食事・運動・飲酒制限が基本です。
●食事
まずはプリン体の摂りすぎは避けましょう。
また、お水をしっかり飲むことが大切です。
●運動
有酸素運動を、できたら毎日30分行いましょう。
少なくとも週3回程度はできると良いですね。
●その他
その他には、前述したように
「お酒を飲み過ぎない」ようにしましょう。
また、肥満の解消を心がけてほしいのですが、
「急激な体重の減少」は良くないので、
担当医と相談をして行うようにしましょう。
最後に
痛風は「尿酸値の管理」が大切です。
一般的な健康診断でも尿酸値は測るので、
定期的に健康診断を受けるようにしましょう。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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【おがちゃん先生について】
- ウィルワン整体スクール卒
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- bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
- 解剖生理学オンラインサロン運営
- 東京都麹町半蔵門にて整体活動中