天神の真ん中で楽しめる

天神西通りから、ちょうど岩田屋の前の通りを入ったところにあるのは「餃子拉麵酒場 暖暮」。2022年4月にオープンした、朝11時から平日は早朝5時、週末は早朝7時まで営業しているラーメン酒場。福岡の繫華街、天神のド真ん中ともいえる好立地で、ラーメンはもちろん、中華＆台湾メニューも豊富にいただける。地元の人はもちろん、各地から訪れる人々まで、昼から夜まで楽しめるお店です。そして「暖暮」といえば、日本で20店舗以上、海外でも10店舗以上を展開する博多ラーメンの名店でもあります。

店内は提灯が点る中華風のモダンな雰囲気。赤いネオンが穏やかでオシャレですね。テーブル席も多く広々としていて、お昼から夜遅くまでたくさんのお客さんで賑やかです。このお店が凄いのが、お得な食べ放題メニューや昼飲みプラン、ハッピーアワーなど、様々なコースが楽しめるのも魅力。その時々にあわせていろんなプランが選べるのは嬉しい。ちょい飲みでもガッツリでも楽しめて、もちろん〆のラーメンもいただけます。

烈火ラーメン（煮玉子トッピング）

基本の豚骨の辛いバージョンの烈火ラーメン。辛さは30倍です。これはMAXくらいの辛さですが、もちろんノーマル豚骨もあり、辛さ調整は可能です。チャーシューとネギの定番トッピングに追加の煮玉子。そして真ん中にはお馴染みの辛味ダレ。有名どころでいくと一蘭ですが、このルーツや経緯に関しては割愛します。いわゆる小郡系とも言われますが諸説は様々。その面影を持つラーメンです。

暖暮の歴史は2000年に遡ります。当初は筑紫野で開業し、現在は二日市に本店を構えます。2002年には九州ラーメン総選挙で1位を獲得。その後は着々と店舗を増やし、現在は博多ラーメンという枠で海外でも人気店のひとつ。純豚骨のまろやかでフレッシュなスープが特徴です。

細めのストレート麵は博多ラーメンの王道。臭みや重さもなく、旨味が凝縮された豚骨スープと相性バッチリの組み合せ。歯切れ良いパスッとした食感は、スープの旨味と絡み合い、豚骨苦手な方でも後味までスッキリといただけます。

程よく脂感があり柔らかい豚バラチャーシュー。これも暖暮のこだわり。

これは辛いの好きの方へ。辛さ30倍で注文しながらも、さらに辛味ダレとペーストを追加。普通に食べても美味しいですが、激辛マニアも満足できる辛さです。

こぼれ餃子

一品メニューも実に豊富。定番の博多一口餃子が器から溢れるほどに盛り付けられたこぼれ餃子。このビジュアルがまた食欲をそそります。やはり見た目や器なんかも大切だなぁと感じますね。

パリッとジューシーに仕上がった餃子は一口でペロリ。あふれるほどのこぼれ餃子ですが、あっという間に食べ終える美味しさ。

こぼれポテト

こちらは、こぼれシリーズのポテト。おつまみには最高ですね。こぼれシリーズは他に手羽先もあるようです。

厚切り焼豚

一枚が厚く、歯応えもありタレの味わいも美味しい焼豚。肉質の良さもあり。これもおつまみには最高です。

また面白いのがドリンクのジョッキ。いろんな名言が書かれていて、これは注文するのが楽しくなります。

名言はかなりの数があるようで、注文するごとに違うものが。このような細かい演出も楽しめるのもいいですね。

テーブル席が数多くありますが、カウンター席もあるのでお一人様でも大丈夫。テーブル席も大人数から少人数まで対応できるようになっています。今回いただいたメニューはほんの一部で、前菜に揚物、逸品やおつまみなどなど、さらに鍋メニューもあったりと様々なラインナップは凄い。

ランチをいただくのも良し、居酒屋として楽しむのも良し、さらには〆のラーメンはもちろん美味しい。様々な時間帯でその時の気分で楽しめる、お店のスタイルはさすがの一言。それがまた天神という繫華街の真ん中にあるのだから、これはぜひ立ち寄りたい。お味良し・コスパ良し・アクセス良しの、ラーメンの名店が展開するネオラーメン居酒屋ですね。

餃子拉麺酒場 暖暮