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HARUMI FLAG賃貸街区と分譲街区で出てきそうな賃貸住戸、その違いは?

櫻井幸雄住宅評論家
晴海フラッグ賃貸街区の設けられた約159平米住戸の巨大な窓。筆者撮影

 上の写真は、HARUMI FLAG(以下、晴海フラッグ)賃貸街区につくられた大型住戸の室内写真だ。専有面積は約159平米。賃料は未定……なかなか興味深い住戸である。というのも、この大型住戸で、晴海フラッグ旧・選手村マンションの賃貸街区と分譲街区の相違点が浮かび上がってくるからだ。

 すでに販売完了した旧・選手村マンション分譲街区でも専有面積150平米クラスの大型住戸があった。

 分譲街区と賃貸街区の大型住戸を比べた場合、どのような差があるのか。そもそも、分譲街区と賃貸街区で住戸全般の違いはどこにあるのか。

 これは、分譲街区で賃貸活用される住戸が出た場合、賃貸街区の住戸と分譲街区の賃貸住戸のどちらを選べばよいのか、という疑問に通ずる。

 これから晴海フラッグの賃貸を借りて住みたいという人はもちろん、分譲街区の住戸を購入し、それを賃貸に出そうと考えている人も気になるところだろう。

 賃貸街区の住戸と分譲街区から出てくるだろう賃貸住戸、2つの違いを解き明かしたい。

賃貸街区大型住戸の大きな特徴は……

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住宅評論家

年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。

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