シーズン到来!日本橋の名店「山本山×榮太樓」豪華コラボの宇治抹茶金時は抹茶好きもあんこ好きも必食です
じりじりと差すような暑さ、そして日本特有のじめじめとした空気にぴったりな食べ物といえばかき氷。最近ではパフェかと見紛うほど豪華なかき氷も登場していますね!皆さんにとって、定番のかき氷はどんな味ですか?
定番のひとつに、抹茶とあんこがトッピングされた抹茶金時をあげるかたも沢山いらっしゃるのではないでしょうか。上品な和の組み合わせは、ちょっぴり大人の味でしょうか。
実は、毎年私も楽しみにしている宇治抹茶金時があるのですが、東京は日本橋でのみいただくことができるのです。
ひとつは飴やお団子といった和菓子の老舗「榮太樓總本舗」さん。そしてもうひとつは、抹茶や海苔の老舗でもあり、新しい形でスイーツやカフェ、お食事処を展開する「山本山」さん。長年江戸の町で愛されてきた両者が手を取り合った、ある意味日本橋ならではのかき氷「宇治抹茶金時~山本山×榮太樓~」をご紹介。
なんとも圧巻…!!そう思うのは、おそらくきらきらと眩い粒餡と、深い鶯色の抹茶蜜が惜しげもなくトッピングされているからではないでしょうか。
縦長で幾分大ぶりな氷ではありますが、決して氷の量が多すぎるというわけではありません。しゃり、とここちよい歯ごたえと軽快な音は耳にまで涼を届けてくれます。丁寧に挽かれた山本山拘りの宇治抹茶と、飴、ひいてはお砂糖の扱いに長けている榮太樓總本舗さん特製の蜜をあわせたシロップをたっぷり。
表面だけではなく中まで抹茶蜜が染み込んでいるため、味が薄くなって物足りないという現象は皆無。
常に口の中にエレガントな和の旨味、ほろ苦さ、薫り高さが漂います。
もうひとつの主役、粒餡は立派な粒揃いが印象的。ほんのり豆の歯ごたえを残しつつも、小豆の味わいを損なわない加減でよく蜜が染みていますね。あんこだけ掬っても勿論美味。ほろ苦くあまい、日本ならではの甘露にうっとり…。
更に驚くことに、氷の底にまで粒餡が潜んでいるのです!バランスを考えながらあんこを最後に残して…という配慮もご無用です。最後までしっかりあんこを味わえますよ。
夏を迎え、日本橋には福徳神社を訪れる方やふらりと散策を擂る方が浴衣をお召になっている姿をよく拝見するようになりました。
浴衣で日本橋ならではのかき氷に舌鼓、今年の夏のお出かけコースにいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<榮太樓總本鋪本店・E-chaya>
公式サイト(外部リンク)
東京都中央区日本橋1-2-5
03-3271-7785
10時~18時(喫茶は8時~ L.o.16時30分)
定休日 日曜日