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【結構捨てたはずなのに・・】一生懸命捨てているのに、なぜか家が片付かない3つの理由

整理収納アドバイザー渡部夏代整理収納アドバイザー
けっこう捨てたつもりなのに

「これでも結構捨てたんです。でもなかなかすっきりしなくて・・」

家を片付ける時、不要品はできるだけ廃棄して片付けを進めようとする方は多いです。

しかし、捨てても捨ててもなかなか家がすっきりしないケースも多いです。

それはなぜなのか?私が考える3つの理由を述べます。

1.物の量が多過ぎる

物の量が多過ぎる
物の量が多過ぎる

圧倒的に多い物の量に対して捨てた量の割合が小さければ、減ったという実感はわきにくいです。

例えば、服を100着処分したとしても、元々1000着所有していれば、残りは900着です。

1割減っただけでは「減ってすっきりした」という感覚は起こりにくいです。

2.やみくもに捨てている

捨て過ぎると・・・
捨て過ぎると・・・

片っ端から捨ててしまうと、何を選んで残し、何を選ばず捨てたのかが曖昧のままです。

自分の持ち物を「何のために持っているのか?」があやふやなので、勢い余って必要な物まで捨ててしまうことがあります。

そうすると、後で必要になった時に持っているのか捨ててしまったのかが把握できておらず、探すハメになってしまいます。

結局後で買い直すことになるのですが、その時に予備を多めに買ってしまうことがあります。

また、把握していないので隠れ在庫が潜んでいたりすることもあります。

把握していない→やみくもに捨てる→後で困る→過剰な備え&隠れ在庫 という悪循環です。

3.捨てる時に悩み過ぎる

悩み過ぎると・・
悩み過ぎると・・

捨てるか捨てないか、なかなか決心のつかない物は必ず出てきます。

そういった物を目の前にして悩み続け、時間だけが過ぎて気が付いたら夕方になってしまったという経験があるのではないでしょうか。

1個の物を決めるのに、悩み過ぎて時間をかけてしまうと片付けは進みません。

時間と判断するエネルギーをたくさん使って、ものすごく片付けをがんばった気分になっている割には、処分できたものはほんの少しということになってしまいます。

捨てる目的をクリアにしよう

なぜ捨てたいのか?捨てる必要があると思うのか?

量を減らしたいと思うなら、減らしたことで自分の生活にどんなメリットをもたらすのか?

自分にとって、持つ必要がある物を把握できているか?持つ必要がない物の線引きはできているか?

悩む時、自分の心の内側にあるものは何か?本当に捨てたいのか、捨てることだけが唯一の手段か?

物を買う時には目的があります。それと同じように、捨てる目的もあるはずです。

何のために捨てるのか?今一度振り返ってみることで、「捨てる」を効果的に進めていけるのではないかと思います。

整理収納アドバイザー

整理収納に関する発信を行います。筆者が幼少期好きだった遊びは『引き出し整理』。物心付いた時から片付け好きの人生を送っているが、基本的には面倒くさがりです。よって「面倒なことをいかに面倒と感じずにできるか?」を日々探求しております。現在は札幌市を中心に家庭の整理収納サポートと企業の環境改善、および整理収納に関する資格講座を開催中。ファイリングの資格も保有し、情報資産管理指導者として書類整理のサポートも行います。

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