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【神戸市】御影公会堂食堂 昭和8年当時の建物を鑑賞しながらいただくオムライス

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お昼3時間だけ営業している老舗食堂

御影公会堂の食堂への案内板。
御影公会堂の食堂への案内板。

昭和8年(1933年)に建てられた御影公会堂。その開館当時からある食堂がいまでも営業を続けています。食堂は午前11時から午後2時までの3時間の営業で火曜日が定休日です。営業日には公会堂の前に看板が掲げられます。

公会堂西側から地下に入る入り口。
公会堂西側から地下に入る入り口。

公会堂正面入り口から入って地下にある食堂に行くこともできますが、西側にある通用門のような入り口から地下に入ることもできます。こちらから入るとまた違った昭和の建物の中に入っていくような雰囲気を楽しめます。

食堂前のメニューディスプレイ。
食堂前のメニューディスプレイ。

中に入るとすぐに食堂の入り口が見え、お店前にはメニューのディスプレイがあります。

建築当時から残るという窓枠と柱。
建築当時から残るという窓枠と柱。

御影公会堂は昭和20年(1945年)の神戸大空襲で被災し建物の中はほとんど壊滅されたそうです。それ中でも現在の食堂にある窓枠や柱は当時のものが残っているとのこと。そう思いながら眺めると感慨深いものがあります。

窓を開閉する部品にも時代を感じる。
窓を開閉する部品にも時代を感じる。

窓枠をじっくり見てみると開閉する部品も今では見ることができない貴重なものが使われているのがわかります。

食堂のセットメニュー。
食堂のセットメニュー。

事前に調べたところこの食堂で古くからあるメニューはオムライスとのこと。「お得なセットメニュー」の中からオムライスセットを注文しました。

見た目も美しい御影公会堂食堂のオムライス。
見た目も美しい御影公会堂食堂のオムライス。

そして出されたのがこちらのオムイラス。ソースとオムライスがきちんと分けられてひとつのプレートに並びます。しばしこの美しさに見入ってしまい、スプーンを入れるのが少し惜しいくらいでした。

御影公会堂 食堂
神戸市東灘区御影石町4-4-1 御影公会堂 B1F
定休日 火曜日
営業時間 11:00 – 14:00

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