【神戸市】「妙法寺川左岸公園」は100年間電車を製造していた鷹取工場の跡地
「東の大宮、西の鷹取」とも呼ばれ蒸気機関車なども作った工場跡地
大きな電車の車輪が置かれた公園が見えたので興味津々で見に行ってみました。
車輪の前に公園の案内板があったのでそれに読んでみると、この公園はもともと1900年(明治33年)に山陽鉄道の鷹取工場があった場所。蒸気機関車なども製造し「東の大宮、西の鷹取」とも呼ばれた国内有数の鉄道工場があった場所とのこと。2000年に工場が閉鎖されるまでのちょうど100年間、電車工場としての役目を果たしました。
公園に設置されている車輪とレールは、神戸市営地下鉄で使われたもの。その他トイレなども駅舎をイメージしたもので公園には鉄道に関する造りが施されています。
実際の工場は現在の妙法寺川左岸公園の約10倍の広さがあった言いますから、広大な工場だったことがわかります。公園の敷地は工場跡地のほんの一部分です。
かつての鉄道の息吹を感じながら散策してみるとまち一味違った楽しみ方ができる公園と言えるかもしれません。
妙法寺川左岸公園
神戸市須磨区大池町5丁目1−21
鷹取駅 徒歩4分
【こちらの記事も読まれています】
・新幹線と地下鉄が交差するフォトスポットが総合運動公園駅近くにあった