Yahoo!ニュース

【藤沢市】週末は早朝から子どもたちでいっぱい。紅葉も楽しめる『秋葉台公園』の最新遊具に注目

ころんころライター(藤沢市)

【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~

藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。

39カ所目は、湘南台駅から車で10分ほどの場所にある『秋葉台公園』。同じ敷地内には『秋葉台文化体育館』があります。

「カブト虫」の愛称で親しまれる『秋葉台文化体育館』
「カブト虫」の愛称で親しまれる『秋葉台文化体育館』

今日は、2021年3月『秋葉台公園』に新しく設置された「インクルーシブ遊具」をご紹介しますね。

インクルーシブ遊具とは…
体に障がいがある子もない子も、一緒に遊ぶことができるよう工夫された遊具のこと。「共生社会の実現を目指す誰一人取り残さないまち(インクルーシブ藤沢)」をコンセプトに『秋葉台公園』に設置されました。

まず1つ目が「回転系遊具」。

2022年4月中旬撮影
2022年4月中旬撮影

車いすからの移乗も可能な設計で、複数人で遊べる回転遊具です。みんなで向き合って乗るのはもちろん、寝そべりながら楽しむこともできます。波型をしているため、背の高い部分は外周で回す子の手がかりや、体幹が弱い子も安定して座れるハイバック席になります。

2つ目は「スイング系遊具」。

こちらも複数人で乗れるスライド式の遊具です。遊具までスロープが付いているので、車いすのまま乗り込みOK。身体をスイングさせながら遊具を動かして遊びます。

3つ目は「ブランコ」。

体を保持することができる大型バケットシートが設置されたブランコです。ハーネスでしっかり体を固定するので、体幹が弱い子どもでも安心して揺れを楽しむことができます。

これらの遊具のほか、大型の「複合遊具」も新しく設置されました。

こちらもスロープが設置されており、車いすから遊具に乗り込めます。また各コーナーにクールダウンポイントが設けてあり、保護者が介助しやすい導線が確保されています。なかでも注目したいのは、緩やかな傾斜に設定されている滑り台。スピードが出過ぎないので、小さな子どもでも安心して滑れます。また手前の大きなグリーンの滑り台は、親子で一緒に楽しむことができますよ。

2022年4月中旬撮影「藤棚」
2022年4月中旬撮影「藤棚」

週末は早朝から「インクルーシブ遊具」で遊ぶ子どもたちであふれている『秋葉台公園』(今回、写真を撮るため朝7時過ぎに行きましたが、すでに何組かの親子がきていました。笑)

4月から5月にかけては園内の藤棚が、また11月過ぎには黄色く色づいた銀杏も楽しめます。休日のおでかけの参考にしてみてくださいね。

~小さな子どもが遊具を使用する際は、安全に遊べるよう、必ず保護者の方の見守りをお願いします~

基本情報
『秋葉台公園』
住所:藤沢市遠藤字向原2000番1

取材協力 藤沢市役所 都市整備部 公園課 様

【関連情報・藤沢市のユニークな公園】
そろそろ銀杏並木が見頃を迎えます!
御殿辺公園
だれが何のために?公園の中に田んぼと畑が...
いけのかしら公園
「動物」と「霊」にゆかりある難読公園
獺郷雷公園
なんとも懐かしい昭和遺産がある公園
大鋸外原公園
絶壁の前にベンチだけがある公園
富士見ベンチのある公園
巨大な鳥もやってくる...!
新林公園
のぞき見しかできない謎の公園
裏門公園
スキージャンプ台のような滑り台が人気
大鋸丸山公園

ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所超え。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※毎週日曜の20時10分に、LINEを通じて1週間分の記事を「まとめてお届け (ダイジェスト配信)」しています。友だち追加すると、藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

ころんころの最近の記事