【藤沢市】立ち入り禁止の不思議な公園。そこは自然豊かな野鳥の活動拠点だった
【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~
藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。
7カ所目は、藤沢市大庭にある『裏門公園(うらもんこうえん)』。
公園なのですが・・・
入り口は頑丈に閉ざされており、なかに入ることのできない不思議な公園です。
この入り口以外にも「どこか入れそうなところはないのかな?」と、気になってウロウロしてみましたが・・・
ぐるっと一周してみても、どこにも入り口らしきものはありません。
やはり、先ほどの入り口以外に入れそうなところは見つからず・・・。
立ち入れません。
立ち入れないのになぜ「公園」という名前がついているのか?なかに入れるようになる日は来るのか??そしてこの「公園」でどう楽しめばいいのか???謎がいっぱい・・・。
不確かな情報は、突っ込まないと気が済まない質の私。笑
藤沢市みどり保全課の担当者さんにお話をお聞きしました。
実はこの『裏門公園』は、もともと土地区画整理事業の一環で遊水地として整備された場所とのこと。
木々に野鳥が集まってくることから“野鳥公園”として野鳥観察ができるように活用。 人の手を加えながら自然本来の姿を保持しているのだそうです。
観察窓から公園のなかをのぞいてみると、さまざまな草木の他、水辺や生け垣もあるのが見てとれます。また、野鳥が観察できるよう整備されており、タイミングがあえば藤沢市の鳥「カワセミ」を見ることもできます。
(しかし・・・ちょうど寒い季節なのもあってか、なかなか野鳥の姿をみることができません)
多くの野鳥の活動拠点となっている『裏門公園』。
担当者さんは「野鳥がいるということは、木の実や虫など、野鳥の餌となる生き物も多数生息している証」と話します。
そういえば・・・!
観察窓の近くには望遠鏡も設置されています。
望みをかけて、のぞいてみます。
う~ん、やはり野鳥をとらえることはできません。
もう少し長い時間ねばっていたら見られたのかな・・・。
結局、公園を訪れた日は野鳥の姿を見ることができませんでした(過去に真っ白なサギがいたのを見かけたことはあるのですが・・・)。
でも、水面がポコポコと、そして波打っているのは見てとれました。
お魚?はいそうですね。
『裏門公園』は、今後も普段は立ち入ることのできない公園ということですが、なかに入れる機会もあるとのこと!
それは藤沢市の事業として「自然観察会」などのイベントを行う場合。
年明けには、湘南大庭公民館主催で下記の企画を予定しています。
2022年1月22日(土)「裏門公園で冬の木の実をさがそう!」
2022年2月25日(金)「冬の鳥・植物を観察しよう」
※一般の人でも参加申し込みは可能。
『裏門公園』の情報は「広報ふじさわ」や「藤沢市公式ホームページ」、地域ポータルサイト「ふらっと湘南大庭」に掲載されるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
立ち入り禁止の不思議な公園『裏門公園』は、生き物や自然の保全を目的とした場所であり、また豊かな生態系の観察を楽しむための公園でした。
基本情報
『裏門公園』
住所:藤沢市大庭字裏門5408番
※詳細は「広報ふじさわ」や「藤沢市公式ホームページ」、地域ポータルサイト「ふらっと湘南大庭」をご確認ください。
取材・情報協力 藤沢市都市整備部みどり保全課 様
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