背徳感も軽くなる?ふんわりバターと粒あんの名コンビ「一宮いっちゃん 塩バターどら焼き」の虜になりそう
皆さん、あんバターはお好きですか?喫茶店やパン屋さんのメニューに留まらず、和洋菓子双方でもこの組み合わせは定番となりつつありますね。バターや小豆の産地に拘ったものも多数!
日本最大規模といわれる千葉県の九十九里浜。青い海、白い砂浜、眩しい太陽!という言葉をそのまま具現化したような人気の観光地として、夏のみならず一年を通してグルメや雄大な景観を求めて沢山の人が訪れる人気スポットです。
その九十九里浜へのアクセスにも便利な上総一ノ宮駅からほど近い老舗の和菓子屋「角八商店」さん。みかんや苺を丸ごと白餡とお餅で包んだ、果汁迸るジューシーな大福のほか、昔から街の人たちにも重宝される羊羹やどら焼き、お饅頭なども人気のお店です。
今回は、本店が位置する千葉県長尾郡一宮町のキャラクターがデザインされた「一宮いっちゃん 塩バターどら焼」をご紹介。
やや大ぶりかつどっしりとしたどら焼きは、ちょっと隙間があったりぴったりくっついているところあったりと、アットホームなスタイルもまた魅力的。ひとつひとつ刻印された一宮いっちゃんマーク入りです。
そして、定番のどら焼きは粒餡ですが、こちらのどら焼きは、海辺の町ということもあり塩気が効いたバターをあわせたどら焼きなのです。
といっても、ただバターを加えただけではありません。空気を抱かせながら攪拌した有塩バターに粒餡を合わせ、ほんのりふわっとした質感も加えたバター餡なのです。
厚みもありつつ、歯通りの良い皮との食感もぴったり!バター感というよりは、粒餡の甘さや小豆の風味もはっきりとした輪郭を描いているので、粒餡の持ち味がしっかりと活かされた風味の良い中餡。
一般的などら焼きよりも幾分ハイカロリーではあるものの、軽やかなコンビネーションのおかげで甘美な背徳感も薄れてしまうような…また、肌寒い季節だからこそこういった乳脂肪分が加わったお菓子がより一層美味しく感じられますね。
海の町なので塩を加えたあんこ、というのではなく、あえてバターもあわせるというところが素敵なオリジナリティだなと思うのでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<角八商店・本店>
公式サイト(外部リンク)
葉県長生郡一宮町一宮3012
0475-42-2068
8時~18時
定休日 木曜