子どもの花火は要注意!大人が目を離した瞬間に実際に起こった恐ろしい事故4選
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。
今回は意外に怖い子どもの花火に関する事故についてご紹介していきたいと思います。
※動画は1分32秒です。
夏といえばこれから遊ぶ機会が増えるのが花火!
ところが、花火による子どもの事故は意外と多く、簡単に予想できるものから意外なものまで様々です。
危険が伴うということは、ある程度大きくなるまで花火は控えておいた方が良いのでしょうか?
大丈夫!
過去に起こった事故の傾向を知っておけば、子どもの事故を予防することができますよ。
こんな事故には気を付けて!
1 着火に驚いてやけど
花火は着火する際に、火が噴き出すと同時に急に大きな音が鳴りますが、それに驚いて花火を振り回してしまうことでやけどしてしまったケースがあります。
遊び始めて最初の着火は特に注意が必要です。
慣れない子には、手を大人が支えてあげるようにして振り回さないように配慮しましょう。
2 火の粉が飛んで靴が燃える
最初は怖がって花火を遠くに向けている子も、慣れてくると恐怖心が薄らぎ、足元の近くに花火の先が向いてしまうことがあります。
靴の方に花火の先が向いてしまったことで靴に火が燃え移ってしまったケースがあるため、花火の先はなるべく遠くへ向けるように声をかけてあげましょう。
3スカートに燃え移る
風で火の粉が飛んで、スカートに燃え移ってしまったケースがあります。
よく観察していただくと分かりますが、火の粉は簡単に弱い風でも飛んでいくもの。
スカートやフリルのようなひらひらした衣服は燃え移りやすいため、花火は必ず長ズボンで行うようにしましょう。
4 燃えカスでのやけど
線香花火の落ちた球に触れてやけどをしてしまったケースがあります。
線香花火の落ちた球が赤く光っていたら気を付けようと思うかもしれません。
しかし、今回やけどがあったのは黒っぽくなったものを触ってしまったことによるやけどです。
「赤みがなくなれば冷めているのでは?」と油断しがちですが、黒くなった球でもやけどしてしまうくらい熱いことがあるので、線香花火の落ちたものは絶対に触らないように子どもに話しておきましょう。
衣服に火が燃え移ったら・・・
万が一やけどをしてしまった時には、流水で患部をしっかりと冷やして応急処置をしましょう。
症状がひどい場合には早めに医師の診察を受けることが大切です。
ちなみに衣服に火が燃え移ってしまった時は、水をかけるか、寝転がって横向きに転がって火を消すのが有効です。
いずれにしても、遊び始める前に準備を行うおくことや対処方法を全員で確認しておくことが重要だと言えるでしょう。
子どもは火に触れることのない機会が少ないため、扱い方を知らずに事故になりやすい傾向があります。
安全に気をつけて夏を楽しみましょう!
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