会話が苦手な子には共通点があった!子どものコミュニケーション能力が飛躍的に上がる一言を保育士が解説
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている保育士です。
皆さんは我が子のこんなことで悩んだ経験はありませんか?
・うちの子は会話が苦手ですぐに黙り込んでしまう
・コミュニケーション能力が低いかもしれない
ところが、子どもたちのコミュニケーション能力はある一言を知っているだけで全く違ってくるのです。
そんなわけで今回は、会話が苦手な子の共通点と、その解決方法についてご紹介していきたいと思います。
コミュニケーション能力が上がる一言とは?
コミュニケーション能力が飛躍的に上がる、子どもにぜひ覚えてもらいたい言葉。
それは「分からない!」という一言です。
人との会話やコミュニケーションが苦手な子の共通点として、自分の気持ちをどうやって言葉で表したら良いのか分からないということが挙げられます。
しかし、そんな時に「分からない!」とたった一言でも言えるとどうでしょうか。
それだけで会話を成立させることができますね。
何かしらの言葉を返すだけでも、今後少しずつ会話を広げられるようになっていくためには最初の一歩として非常に重要です。
会話する力のない子でも、この一言さえ知っていれば相手からの質問に対して必ず答えることができるでしょう。
一方で、そうすると心配になるのが「分からない」という言葉を子どもに連発されてしまうことです。
それはそれで無責任なように感じてしまうかもしれません。
しかし、「分からない」という言葉も自分の気持ちを表す立派な言葉。
仮に難しい質問ではなかったとしても、自分の気持ちを言葉で相手に伝えることができるというだけで、黙って相手が諦めるのをやり過ごすよりはずっと立派なコミュニケーションになるです。
そのため、会話することが苦手な子にこそ「分からない」という一言をぜひ覚えておいた方が良いでしょう。
質問の選択肢としても!
ここまで「分からない」という一言の重要性についてご説明してきましたが、これは私たちが子どもに質問する場面でも使えるのです。
例えば、「今日のTシャツ可愛いね!誰に買ってもらったの?」と質問した時に、その子が答えられなかったとしましょう。
そんな時に「パパやママかな?それとも分からなくなっちゃったかな?」と言葉をかけてみるとどうでしょうか。
「はい」や「いいえ」ではなく「分からない」という3つ目の選択肢として出してあげることで、子どもたちも質問に答えやすくなりますね。
特に消極的な子に対して質問する時は、この方法が非常に効果を発揮します。
このように、私たちが子どもに質問する際に選択肢の一つとして挙げてあげることで、コミュニケーションの苦手な子ともやり取りがしやすくなると言えるでしょう。
いかがですか?
コミュニケーション能力を上げるためにまず必要なのが、言葉で自分の思いを伝えるということ。
人との会話やコミュニケーションが苦手な子にはぜひ試してみてくださいね。
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