【子どもの死亡事故】あなたの子どもは大丈夫?夏休みに子どもが巻き込まれやすい死亡事故3選
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。
今回は夏休み期間に子どもが巻き込まれやすい死亡事故3つをご紹介していきたいと思います。
※動画は1分00秒です。
いよいよ夏休みが始まりました。
子どもたちが思い切り気持ちを解放できる貴重な期間ですね。
さて、そんな子どもたちが大好きな夏休みですが、実は夏休みに起こりがちな子どもが巻き込まれやすい事故がいくつかあるのはご存知ですか?
いつもと生活リズムが変わるこの時期は、子どもたちの事故が増える時期でもあります。
一体どんなことに気をつけると良いのでしょうか?
それでは夏休み特有の事故を一緒に学びましょう。
こんな事故に気をつけて!
1 駐車場で車に轢かれる
“車に轢かれる”というと道路での交通事故を想像しますが、実はそれだけではありません。
意外に駐車場での事故が多いのです。
これはショッピングモールの駐車場で子どもが飛び出してしまったというようなものだけでなく、自宅の前でしゃがんで遊んでたのを祖父母や親戚の運転する車に轢かれてしまうようなケースもあります。
くれぐれも車を動かす際には、その周辺で子どもたちが遊んでいないことを確認するとともに、祖父母や親戚の方にはそういった事故が多くあることを事前に伝えておきましょう。
2 車内に放置
夏は日差しが強く、炎天下では車のエンジンを止めてから車内の温度は短時間で70度にも上ることがあります。
ところが、「短時間なら大丈夫そう」と子どもを車内に残した経験のある方は3割程度と意外と多いようです。
熱中症での死亡事故を防ぐためにも、時間の長さには関係なく、子どもだけを車に置いていくのはやめましょう。
また、事故には至っていないものの、子どもの存在を忘れていて置き去りにしてしまったというケースも多く聞かれます。
これについては、車を降りる前に後方のチャイルドシートを確認する習慣をつけておくと良いでしょう。
また、ドライブ中に子どもとの会話をたくさんすることも置き去りの予防になるかもしれませんね。
また、万が一車に取り残された場合を考えて、子どもたちには周りの通行人に自分の存在を知らせるために、
・チャイルドシートのバックルを外す方法
・車のクラクションを鳴らしか方
・ドアロックの解除方法
などを知らせておくと良いでしょう。
3 川や海での水難事故
水の事故は死亡事故につながりやすく、その数は事故全体の約半数を占めています。
例えば、キャンプに行って川遊びをしている時。
「川の岸から見ていればいいや」なんて考えがちですが、川遊びはあっという間に流されたり沈んだりして行方が分からなくなってしまうものです。
必ず子どもの水遊びは一緒に川へ入るようにして、すぐ近くで見守るようにしましょう。
ちなみに子どもが溺れるというと、バシャバシャと音を立てて騒いでいるイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
しかし、実際には物音一つ立てずに溺れるケースがほとんどで、音だけでは溺れていることに気づきません。
また、人数が増えるほど「誰かが見ているだろう」なんて安心してしまいがちですが、そういった油断は事故に気づくのが遅れる原因となります。
くれぐれも水遊びをする子どもからは目を離さないようにしましょう。
いかがですか?
楽しい夏休みが悲しい事故で台無しになるのを防ぐためにも、どういった場面でどういった事故が起こりやすいかを知り、注意しながら楽しく過ごしてくださいね。
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(Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム記事より)
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