とんでもない店だ!「KITTE大阪」5階に常識の枠を越えた”イタリアンレストラン”がオープンした
はらぺこライターの旅人間です。7月31日、JR大阪駅西口の目の前に新スポット「イノゲート大阪」と「KITTE大阪」がオープンした。
今回は「KITTE大阪」で注目のイタリアンレストランについて紹介しましょう。
ちなみに、「KITTE大阪」は長く親しまれてきた旧大阪中央郵便局の跡地に建てられた複合ビル「JPタワー大阪」の地下1階から6階の部分にあたる。その名称は「切手」の他にも「来て」という意味も込められているのだとか。
その5階に「IN DISH(インディッシュ)」というイタリアンレストランが新しくオープンした。ここでは常識の枠を飛び越えた料理が味わえる。
同店のオーナーである西出氏は数々の一流レストランで修行を積み、大手上場企業の総料理長に就任し、海外も含め約50店舗の新店舗を立ち上げて来たという。
そして2017年に株式会社レアル・ダイニングを創業、大阪を中心に人気店を次々に生み出している。4月には東京の六本木に「Braceria Buffa」を、今回はKITTE大阪に「INDISH」をオープンさせた。
では、料理の一部を紹介しましょう
今回は内覧会にて「IN DISH 御膳」を試食した。こちらは好きなメインを選び、その他も少しずつ食べられる全10品のスペシャルランチ(2,800円)となる。
もちろん、選び方によっては追加料金もある。詳細に関しては「公式サイト(外部リンク)」にて確認して欲しい。ここでは料理の一部を紹介する。
まずは前菜「とうもろこしのカタラーナ」は素材の甘みと旨みのインパクトが楽しめる。前菜からグッと心を掴まれる。そして「穴子のアグロドルチェ」の口当たりの良さも印象的。
パスタは「フレッシュトマトと水茄子のカッペリーニ」だ。
こちらは冷静パスタ。細いカッペリーニにフレッシュトマトに泉州水ナスといった野菜の瑞々しさが際立っている。そこにモッツァレッラのクリームが味を調和され爽やかにツルッと食べられる。
前菜の流れに続いてここでもアッサリ味。暑さに負けて食欲の出ない夏でも、食べ始めるとドンドン食欲が沸いてくる。考え抜かれた味わいに思わず拍手。
そして「IN DISH特製 能登牛ボロネーゼ」は同店の自慢の一皿。
能登牛がたっぷり入った濃厚な自家製ソースと、もちもちした生パスタで味わえるボローニャ風のパスタだ。
途中で味を変えながら食べることが出来るのも魅力。辛味、酸味のソースに粉チーズが用意されている。
前菜からアッサリ、サッパリした口当たり、そして全10品れば次第に肉の旨みを感じしっかり食べられる流れが作れる。
一皿一皿が少量で、満遍なく広く””美味しい”が味わえる。これこそが「IN DISH 御膳」の魅力と言って良い。
極めつけはコレだ!「能登牛イチボの炭焼き」である。
付け合わせの野菜も炭焼きされている。皿の上には緑の野菜のペースト「サルサヴェルデ」、黒は「生胡椒」、そしてピンクが赤ワインで漬け込んだ「ワイン塩」と並んでいる。酸味、辛味、塩味と変化をつけて食べられる。
この肉質、旨み、柔らかさ、すべて最高レベルといって間違いない。
最後のデザート「アマゾンカカオのティラミス」は圧巻だった。
この大きな塊はチョコレートになる前のカカオの実。それを目の前で削ってくれる。スポンジ、アイスクリーム、マスカルポーネチーズクリームで作られた小さなケーキの上に惜しげもなく高級カカオが降り注ぐ。
こんな演出、今まで見たことない!
うわぁ~これはスゴイ!
まさに高級なティラミス。カカオの風味が染み込むようにやって来る。まさに、常識の枠を越えている。
…で、味は美味しいのかって?そんなの語るまでもない。激ウマだ。
今回はオープン前の内覧会での試食ということもあり、良いとこ取りの料理紹介となっているが、見事としか言えない。五感で楽しめる料理が次々にやってきて、アレもコレも全てが美味しい。
「どこか美味しいイタリアン知らない?」なんて聞かれたら「IN DISHでしょ」と私は即答するだろう。繰り返すが、同店はKITTE大阪の5階にある。
IN DISH(インディッシュ)
住所:大阪府大阪市北区梅田3-2-2 KITTE大阪 5F 507
電話番号:06-6467-8410
営業時間:11:00~15:30/17:30~22:00
※土日祝は11:00~15:30/17:00~22:00
定休日:施設に準ずる
公式ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)
取材協力: IN DISH
今回は取材のため料理の提供を頂きました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
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