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【手帳の考え方】ToDoリストの書き方講座ツール編8 FLEXNOTEのリフィルでToDo管理する

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 ToDoリストの書き方講座ツール編。今回は、FLEXNOTEです。

 FLEXNOTEは、独自のディスクに、専用の切り欠きのあるリフィルをセットして使うノートです。

スターターキットのリフィル構成。横罫に見えるのは下敷き。裏は方眼。
スターターキットのリフィル構成。横罫に見えるのは下敷き。裏は方眼。

 最大の特徴は、リングノート的な外観ながら、切り欠きによって1枚1枚のリフィルを自在に入れ替えられる点でしょうか。

 ToDoリストという点では、専用とも言うべき「リストカード」があります。
 蛍光色の黄色なのは、とても意味があります。単に目立つだけでなく、他のリフィルと区別が簡単です。つまり色自体がインデックスの役目を果たしているわけです。

横から見たところ。リストカードの色が鮮やかに際立つ。インデックスの役目も果たしている
横から見たところ。リストカードの色が鮮やかに際立つ。インデックスの役目も果たしている

工夫されたフォーマット

 このリストカードはよく見るといろいろな工夫があります。まずリングの真下には横罫で区切られた1行があります。ここに、以下のチェックボックスを含む欄に書くToDoの全体を貫くような文言を書けるわけです。

 そしてチェックボックスの横は2行に分かれています。これもなかなか珍しいフォーマットです。たとえば上の行にはToDo自体。下の行には詳細を書く、のような工夫ができます。

リストカード。最上段のタイトル欄、チェックボックスの横が2行にわたるなど工夫されたフォーマット
リストカード。最上段のタイトル欄、チェックボックスの横が2行にわたるなど工夫されたフォーマット

他の情報との連動も

 FLEXNOTEには、利用するディスクの枚数によって異なる、複数のシステムが存在します。それらは、どれも同じサイズのディスクを利用します。この写真のタイプは、「D3」です。このほかにも、「D4」と「D7」もあり、名前のとおりそれぞれディスクを4枚、7枚使用します。

 そして、D7には、ノートやダイアリーのフォーマットがあります。それらはディスク4つにセットされる幅のリフィルです。つまり、このすぐ横にD3のリストカードをセットできるのです。

 このように、FLEXNOTEは、そのシステムの中で運用することで、リストカードのメリットがいくつも享受できます。逆に言えば、FLEXNOTEの中で情報整理や予定管理を完結できる場合は、とても便利に使えるシステムだと言えるでしょう。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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