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おがちゃん先生です。

今回は…

『甲状腺がんが進行すると現れる症状５選』

を紹介していきます。

甲状腺ってどんな臓器？

甲状腺は、ノドぼとけの下辺りにあり、蝶（ちょう）のような形をした臓器です。

「甲状腺ホルモン」を分泌しています。

甲状腺ホルモンは、全身の代謝を活発化させる役割があるため、"体のアクセル"のようなホルモンといえるでしょう。

甲状腺がんとは？

甲状腺にできる悪性腫瘍は「甲状腺がん」と「悪性リンパ腫」に分けられます。

また、甲状腺がんも下の図ようにいくつか種類がありますが、なかでも「乳頭がん」が最も多く、約90％を占めます。

種類によって特徴がありますが、甲状腺乳頭がんはゆっくりと進行するため、何年経ってもほとんど変化がないこともあります。

比較的おとなしいがんともいえます。

甲状腺がんの症状

甲状腺乳頭がんは、"進行がゆっくり"なため、本人も無自覚（無症状）なことが多いです。

しかし、ある時期から悪性度の高い"未分化がん"の性質を持つこともあるので注意が必要です。

では、進行するとどんな症状が現れるのか？

今回はその症状を"５つ"に分けて紹介します。

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①首の辺りのしこり

甲状腺はのどぼとけの下辺りにあるため、首の前辺り（前傾部）にしこりが触れられます。

通常、甲状腺がんでみられる初期症状は、この"しこり（結節）のみ"です。

ただし、甲状腺のしこりは、"良性（がんではない）"の場合が多いので、不安がある方は医療機関で検査をすると良いでしょう。

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②首の辺りの痛みや発赤

これは進行した場合の症状ですが、首の前辺りに、痛みが起こったり、皮膚が赤くなることがあります。

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③声のかすれ（嗄声：させい）

甲状腺の近くには、声帯を動かす神経である「反回神経」があります。

その神経に浸潤し、麻痺することで「嗄声（させい）」という声がかすれる症状が現れます。

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④飲み込みにくさ（嚥下困難）

進行して、がんが食道に浸潤すると、食べたものが飲み込みにくくなることがあります。

このように食べ物が飲み込みにくくなることを「嚥下困難（えんげこんなん）」といいます。

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⑤息苦しさ・圧迫感（呼吸困難）

進行して、がんが気管に浸潤すると、息苦しさ・圧迫感を感じたり、血痰（けったん）がみられることもあります。

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ここまでが甲状腺がんが進行すると現れる症状５つになります。

最後に

前述したように、甲状腺がんのなかで最も多い「乳頭がん」は、無自覚なことが多いです。

なので、今回紹介した症状がある方は、既に進行している可能性もあるので、一度、医療機関での検査をおすすめします。

甲状腺乳頭がんは、早期発見・早期治療が行うと、予後は良好とされています。

では、今回はここまでです。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。

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