【糖尿病を放置すると起こる合併症3選!】-"糖尿病"が引き起こす怖い合併症とは?-
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おがちゃん先生です。
今回は…
『糖尿病を放置すると起こる合併症3選』
を解説していきます。
糖尿病ってどんな病気?
糖尿病とは、血糖値を下げる「インスリン」の分泌が低下したり、効きが悪くなることで、
『血糖値が高い状態が慢性的に続く病気』です。
免疫の異常で生じる「一型糖尿病」と、生活習慣の悪化や遺伝などが原因となる「二型糖尿病」に分けることができます。
糖尿病の約95%が二型糖尿病で、一般的にも「糖尿病」といったら、「二型糖尿病」を示していることが多いです。
糖尿病になるとどうなる?
糖尿病のように「血糖値が高い状態」でも、初期は"特別な症状はない"ことが多いです。
しかし、進行すると喉が乾きやすくなり(口渇)、それに伴い多飲・多尿となります。
さらに進行すると、様々な合併症につながってしまいます。
その代表的な3つが「神経の障害」「目の障害」「腎臓の障害」の3つです。
学生は、頭文字をとって「しめじ」と覚えることもあります。
では、この3つの合併症はそれぞれどんな症状が現れるのか?解説していきます。
"糖尿病の三大合併症"
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糖尿病の合併症①:糖尿病神経障害
糖尿病のように、血糖値が高い状態が続くことで、神経細胞の代謝障害や血管障害により、「糖尿病神経障害」が起こります。
初期は、足先のしびれなどがみられ、進行すると感覚の低下・立ちくらみ・排尿障害・下痢・脈拍の異常など、様々な症状が起こります。
最悪の場合、感染などから足が壊疽(えそ)し、切断をしなければならないケースもあります。
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糖尿病の合併症②:糖尿病網膜症
「糖尿病網膜症」は、糖尿病が原因で網膜(目のなかの組織)が障害を受け、視力が低下する病気です。
ものを見ているときに、小さな虫のようなものが動いて見える(飛蚊症)という症状を訴えることがあります。
最悪の場合、失明に至ることもあります。
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糖尿病の合併症③:糖尿病腎症
糖尿病のように、血糖値が高い状態が続くことで、腎臓の機能や構造に異常が起こるのが「糖尿病腎症」です。
早期では、蛋白尿やむくみ(浮腫)がみられ、さらに進行すると「腎不全」となり、透析治療が必要となるケースもあります。
腎不全(じんふぜん)…腎臓の機能が著しく低下した状態。
糖尿病を予防するために
糖尿病を予防するためには、基本的に「食事」と「運動」が大切です。
●食事では、過食を控え、食物繊維をしっかり摂ること。
●運動では、有酸素運動を中心に行い、1日30分以上を目標にすること。
こういったことが糖尿病の予防につながります。
最後に
今回紹介した3つの合併症の他にも、糖尿病では心筋梗塞・狭心症や脳卒中などの発症リスクも高くなります。
最近では、自宅で簡単に血糖値が測定できるものもありますが、医療機関で定期的に健康診断をうけることも大切でしょう。
では、今回はここまでです。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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おがちゃん先生について
● ウィルワン整体スクール卒
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学オンラインサロン運営
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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