料理愛好家の平野レミさんが、初のひとり自炊本『平野レミの自炊ごはん』(ダイヤモンド社)を上梓した。
2019年に愛する夫、和田誠さんを亡くされ、「未亡人」になったレミさんだが、「味望人=味を望むすべての人」を名乗って精力的に情報発信を続けている。
「いつも元気ね~」と言われる、そのバイタリティの源泉は一体、何なのだろうか?
今回はそんなレミさんに、料理との向き合い方について、料理をすることの魅力について、大いに語っていただこう。
時間もお金も限られているから、上手に手抜きをすることも大事よ
「料理愛好家」としてメディアで情報を発信し続けているレミさん。
その独自のアイデア料理の特徴は、「安あがりで、手早くできて、おいしい」というところにあるのだという。
面倒をすっ飛ばして手軽に作れる──そんなシュフ料理の代表格というと、レミさんファンなら「ごっくんコロッケ」を思い浮かべる人が多いのではないか。このメニュー、『平野レミの自炊ごはん』(ダイヤモンド社)でも紹介されている「食べれば」シリーズのひとつでもある。
子どもが小学生になると、「給食」が私のライバルに
和田誠さんとの結婚から3年後、お子さんが生まれて「わが子のため」に料理を作るようになったレミさん。
この出来事はレミさんの料理に大きな影響を与えたことは言うまでもないだろう。
食育ならぬ、ベロ教育である。
だが、お子さんが小学校に進学すると、強力なライバルが登場した。
それは、給食だ。
幼稚園のころは、お弁当を持たせていたから1日3食、すべて手作り料理を食べさせられたが、小学生になるとお昼が給食になって、「よその味」を知ることになるのである。
五感でシアワセが伝わる料理は、最高の自己表現よ
『平野レミの自炊ごはん』(ダイヤモンド社)を読むと、レミさんが日々、楽しみながらひとり自炊料理を作っている様子がうかがえる。
レミさんにとって、料理することの魅力とは、何なのだろう?
現在、「未亡人」ならぬ、「味望人=味を望むすべての人」として精力的に情報発信を続けているレミさんだが、その活動は今後もますます活発になっていくに違いない。
※この記事は、かっこよく年を重ねたい人におくるWEBマガジン「キネヅカ」に公開された記事を加筆・修正したものです。是非、そちらの全長版もお楽しみください。
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