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夏とは違う【秋ミョウガ】の美味しい食べ方とは|調理師が教えるご飯が進むミョウガ味噌の作り方

racss食育インストラクター・調理師/菜園家

秋ミョウガの収穫時期です。爽やかな香りと食感が特徴のミョウガは暑い時期の薬味として重宝されますが、そろそろ温かいメニューが恋しくなる季節ですね。

炊きたてご飯や温かいうどんに合わせたい、ミョウガ味噌の作り方をご紹介します。

秋ミョウガと夏ミョウガの違い・特徴

我が家の秋ミョウガ。大振りなものがよく採れる
我が家の秋ミョウガ。大振りなものがよく採れる

「秋ミョウガ」という呼び方は、品種ではなく収穫の時期を指しています。「秋ナス」という呼び方と同じですね。私の畑では、夏にも秋にも採れるミョウガの株と、夏だけの株があります。栽培環境やそれぞれの株の生育状況によって違いが生まれるようです。

どちらかといえば秋ミョウガのほうが大きく太ったものが採れる傾向があります。大きいミョウガも味に違いはないものの、繊維が太い場合があり食感が硬く感じるかもしれません。そんなときはみじん切りにして加熱する「ミョウガ味噌」がおすすめです。

肉入りミョウガ味噌の作り方

<材料>

ミョウガ 300g

ひき肉 50g

みりん 70g

味噌 100g

炒め用油 大さじ2

仕上げ用ごま油 小さじ1

お好みで小ねぎ

作り方手順

ミョウガは細切りまたはみじん切りにします。細切りだと食感が残りやすく、みじん切りだとひき肉と馴染みやすいです。

フライパンにひき肉を炒め、次にミョウガを加えてさらに炒めます。このとき、仕上げ用のミョウガを少々残しておいてください。
ミョウガがしんなりしたところへみりんで溶いた味噌を入れます。

仕上げ
仕上げ

水分を飛ばしながら煮詰め、最後に残しておいた仕上げ用のミョウガと風味付けのごま油を入れます。お好みで小ねぎを加えます。

全体が馴染み、水っぽさがなくなったら出来上がりです。仕上げ用のミョウガを加えた後は風味が残るよう、手早く仕上げましょう。

肉入りミョウガ味噌のできあがり
肉入りミョウガ味噌のできあがり

ミョウガの食感が楽しく、肉入りのコクも美味しい味噌ができあがりました。炊きたてご飯にのせるのはもちろん、温かいうどんのトッピングやおにぎりの具にしたり、肉や野菜の味付けに使うこともできます。ミョウガ味噌を使った「ナス味噌炒め」もおすすめですよ。

まとめ

秋ミョウガで作る「ミョウガ味噌」の作り方をご紹介しました。冷蔵庫で2,3週間保存ができます。それ以上になる場合は冷凍保存しましょう。旬の味を長く楽しんでくださいね!

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食育インストラクター・調理師/菜園家

学生時代~ハンドメイド作家時代に癒やされる観葉植物の室内栽培にはまったのち、屋外の家庭菜園に魅了され早15年。宿根草とハーブや野菜、野草、山菜系野菜や小果樹を庭で栽培しています。自然を楽しみながら育て、味わい尽くす方法を、調理師・食育インストラクター(2級)の目線から発信していきます。 北海道での家庭菜園の様子はInstagramと公式サイト「racssblog」にて公開中。

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