【お米・水・ペーパー類】だけは確保しておいて!振り回されないために暮らしのプロがやっていること
災害が起きると真っ先になくなる「お米・水・ペーパー類」の3つ。何も対策をしていないと、そういった争奪戦に参戦せざるを得なくなってしまいます。
我が家では今回の米騒動はもちろん、その他の緊急時でも振り回されることなく通常の生活を送れています。我が家で具体的に行っていることをカテゴリ別にご紹介していきます。
1.お米はどうしている?
じつは今まで市販のお米を買ったことはほぼありません。昔は祖父母や親戚が作っており、分けてもらっていました。現在は身内でお米をつくる人はいなくなってしまいましたが、母が知り合いのお米農家の方と年間契約をしているので、そこから我が家も買わせてもらっています。
伝手がないという方でも、定期的にお米が入ってくるしくみをつくることは可能です。家族が多ければ、30kg単位で購入できる通販サイトや直売所もあります。また、ふるさと納税や通販サイトでは「定期便」などのサービスもあります。いずれにしても、早めに申し込んでおくと優先的に手元に届きやすいですよ。
2.お水はどうしている?
お水は災害時に買いに行くのではなく、備蓄としてふだんから多めに備えています。
以前は5年保存水を購入していましたが、現在はドラッグストアやスーパーなどで通常のものを調達するように。5年保存水に比べ、量を用意しやすく、通常のものでも賞味期限が約2年間ももつからです。
2年間ずっと水が品薄状態になることはないので、在庫がたくさんあるタイミングを見計らって2年おきに入れ替えています。よゆうがあればスポーツ飲料や野菜ジュースなどもストックしておくと安心です。
3.ペーパー類はどうしている?
トイレットペーパーは、半年に1度のタイミングで「ふるさと納税」を利用し、返礼品として受け取っています。かさばりがちなので1ロールで3ロール分の長さがある「3倍ロール」を選び、半年かけて消費するという流れ。なくなるギリギリのタイミングで品薄状態になると困る場合もあるので、2箇所に分けて管理しています。
ふだん使う在庫ストックコーナー以外にも、ゴミ箱の裏にストックしています。ここだけでも約3ヶ月ほどはもつので、ペーパー類で困ることはないでしょう。2段階で持つと常にストックがある状態をキープできます。
真っ先になくなるものだけは事前に対策しておこう
こうした必需品の品薄状態は、地震大国である以上は今後も繰り返し起きることは必須と言えるでしょう。だからこそその場しのぎの行動でなく、事前の対策が不可欠となります。これからは混乱に振り回されない「暮らし力」を上げていくことが快適な暮らしを守るカギとなりそうです。
「備蓄」と「買い占め行為」は異なります。買い占めるリスクについては、『備蓄品は買い占めないで!買い占めをしたおうちが辿る末路』をご覧ください。
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