夏のセールが始まるこの時期。買い物をする前に知っておきたい「買い物のNG行動」5つを、整理収納アドバイザーが解説します。

NG⒈スペースを確保していない

買って帰ったはよいものの、「置くスペースがない！」となった経験はありませんか。クローゼットがいっぱいなのに洋服を買えば、あふれた洋服でグチャグチャになりますよね。スペースがないのにものを増やすと、あっという間に散らかってしまいます。新しいものを買うときは、置くスペースを確保してから買うようにしましょう。

NG⒉使いみちを決めていない

「あったら便利そう」「何かに使えるかも」と、使いみちを決めずに買い物をしていませんか。とくに、セールの時期は要注意。「お得だから」と使いみちを決めずに買うと、結局使わないまま眠らせてしまうことに。 かわいい柄の袋や収納ケースが余っている人も多いのではないでしょうか。何に使うか、どこで使うかを考えてから買うようにしてくださいね。

NG⒊自分に合うか考えない

SNSなどで見て「これ、よさそう！」と思って買ったものが「自分には合わなかった･･･」ということ、ありますね。筆者にも、鉄のフライパンを使いこなせなかった、という苦い思い出があります。手間を楽しめる人には向いているけれど、ズボラな筆者には合いませんでした。自分や家族に合うか、使いこなせるかを考えてから買うことが大切ですよ。

NG⒋手放すときのことを考えない

家具や家電は、買うときよりも手放すときのほうが大変な場合も。手放すのが面倒だからと、使わないものが場所を取っていては、なかなか片づかないですよね。また、SDGsの観点からも、手放し方を考えるのは大切なこと。「買って終わり」ではなく、使い切ったあとのことも考えられるとよいですね。

NG⒌買う前に立ち止まらない

片づけのプロになってから、「本当に必要なものか」を考えて買うようになりました。「他のもので代用できないか」「なくても暮らせないか」を、かなりじっくり検討します。ネットで買う場合はとくに慎重に、「買い物かご」に入れたまま数ヶ月考えたりもします。そうすることで、余計な買い物をしなくなりました。買う前に一度立ち止まって、しっかり考えるクセをつければ、必要以上にものが増えるのを防げますよ。

たまには直感も必要！

片づけのプロでも、ときには「ひと目惚れ」で買い物をすることもあります。ひと目で「大好き！」と思えるものは、暮らしに彩りを与えてくれますよね。毎回だと家が大変なことになりますが、たまには直感で買い物を楽しむことも必要ですね。

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