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2024年も残りわずか!「年越し大回り」参加者、朝の北小金駅を出発し「武蔵野線車内で年越し」見込み

鉄道乗蔵鉄道ライター
年越し大回りの近距離きっぷ(筆者撮影)

 2024年も残りわずかとなった。例年、乗り鉄にとって大晦日の恒例行事となっている首都圏での年越し大回り乗車。その出発駅となる北小金駅には午前7時前から続々と挑戦者が集まり、券売機には長蛇の列ができていた。

 年越し大回り乗車とは、「大都市近郊区間」の乗車特例制度を活用し、150円の近距離きっぷで北小金―馬橋間の1035.4kmを一筆書きルートで約33時間かけて乗り通すことをいい、北小金駅できっぷを購入した挑戦者たちは、ぞくぞくと1泊2日に及ぶ約33時間の旅に繰り出していった。

 年越し大回り乗車の乗り継ぎパターンについては、筆者の記事(「年越し大回り」150円で首都圏JR線の1035.4kmを33時間で制覇! 今年も挑戦者は現れるか?)で解説している。

 現在は日も暮れかけ、2024年も残り8時間ほどとなっているが、年越し大回り乗車に挑戦中の猛者たちは、川越線の川越駅から八高線直通の八王子行に乗り換え、埼玉県内を西に向かって爆走中だ。ここまま乗り続ければ、年越し大回り乗車の挑戦者は、南浦和から西船橋に向かう武蔵野線の車内で新年を迎えることになる。

出発地の北小金駅(筆者撮影)
出発地の北小金駅(筆者撮影)

(了)

鉄道ライター

鉄道に乗りすぎて頭の中が時刻表になりました。日本の鉄道全路線の乗りつぶしに挑戦中です。学生時代はお金がなかったので青春18きっぷで日本列島縦断修行をしてましたが、社会人になってからは新幹線で日本列島縦断修行ができるようになりました。ステッカーやTシャツなど鉄道乗蔵グッズを作りました。

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