【1日2分もあればオッケー】全身の筋肉使って代謝アップ!
ヨガで、こんなポーズを見かけたことはありませんか?
「下向きの犬のポーズ」、別名ダウンドッグというヨガのポーズです。
名前に「犬」が使われていることもあり、犬が前足を踏ん張って頭を地面につけるように、伸びをする姿に似ていることから名前がついたと言われています。
肩や背中、脚と全身をダイナミックに動かす印象的なポーズです。
今回は、ダウンドッグについての効果と、うまくできない人のため向けのコツをご紹介します。
ダウンドッグの効果
・背中や脚のストレッチ
・猫背などの姿勢改善
・肩甲骨まわりのコリや肩凝り改善
・二の腕、胸、太もも、お尻のエクササイズ
・新陳代謝のアップ
・心身のバランスを整え、ストレス半減
など、たくさんの嬉しい効果があります。
ダウンドッグが出来ないポイント
・かかとがマットにつかない
・背中が丸くなってしまう
・体の重心の置き方が分からない
などです。特に体が硬い人は、思うようなポーズにならないと感じているかもしれません。
ポーズの完成形を目指すより、まずは背中の筋肉から意識してみましょう。
背中を伸ばすストレッチ
①四つん這いのポーズになります。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしてください。
②お尻の位置は変えずに、両手を歩かせるように前に伸ばしましょう。ひじを真っ直ぐ伸ばし、両腕の間に頭を入れこみお尻から指先を一直線にします。
③頭は床からあげた状態で、呼吸を続けながら30秒キープしましょう。
◆大事なポイント
背中を真っ直ぐする。肩甲骨を寄せるイメージで行う。
ダウンドッグからの足踏み
背中を真っ直ぐするコツが掴めたら、次のステップです。脚を意識していきましょう!
①四つん這いのポーズから、背中を真っ直ぐしたままお尻を天井方向へあげていきます。このときは、両ひざは曲げたままで大丈夫です。
②右ひざは曲げたまま、左のひざだけ伸ばしていきます。両手で床を押しながら、お尻を少し後ろにひくイメージで行ってください。
③交互に5〜10セット行っていきましょう。ゆっくりと丁寧に行ってください。かかとが床につかなくても大丈夫です。
◆大事なポイント
肩甲骨を寄せ背中の筋肉を意識して行うこと。脚の後ろの伸びも味わうこと。
いかがでしたか?
この二つのポイントをマスターすれば、ダウンドッグが格段にやりやすくなります。
冷え込む季節になると、全身の血の巡りが悪くなります。全身の筋肉をしっかりと動かして、代謝アップを目指しましょう。