【エアコンのフィルター掃除】ついやってしまいがちな「NG行動」3つと正しい掃除法を暮らしのプロが解説
エアコン効率を上げるために欠かせないのが、「エアコンフィルター掃除」です。フル稼働する今の時期は週に1回のペースで掃除するのがよいとされていますが、中には間違った掃除法でもったいないことをしている人もいます。
そこでこの記事では、暮らし研究家がエアコンのフィルター掃除でついやってしまいがちな「NG行動」3つと共に、正しい掃除法を解説していきます。
1.いきなり水で洗うこと
取り外していきなり水で洗ってはいませんか?見た目は汚れがそこまで気にならなくても細かいホコリがフィルターの網目に入り込んでいます。ホコリを水につけてしまうとホコリが固まり網目のすき間にくっついてしまうので逆効果。
最初は、掃除機でホコリをとることから始めてみて。フィルターに掃除機を当てると風が抜けてしまいうまくホコリが取れないことも。下に新聞紙などを引くと吸引力がアップします。
2.毎回水だけで洗うこと
軽い汚れはホコリを取り水で洗い流すだけでもキレイになりますが、蓄積された汚れはそれだけでは十分に落としきれません。
とくにリビングやキッチン付近に設置されたエアコンは、油汚れも付着しやすく、べとつき汚れが気になるところ。そんなべとつき汚れには「中性洗剤」で掃除をするとよいでしょう。
筆者は無印良品の「家中が掃除できる泡クリーナー(499円)」を使用しています。中性洗剤が泡で出るので網目にも入り込みやすく、細かいところまでキレイになります。ブラシを併用するとよりキレイに汚れを落とせます。
中性であれば「食器洗い用の洗剤」でも代用可能です。月に1回はしっかりと洗剤を使って汚れを落としてあげるとエアコンの効きもアップするでしょう。
3.よく乾かさずに元に戻すこと
よく乾かさずにフィルターを戻すとカビやホコリを増殖させる原因となってしまい、むしろ逆効果です。また、早く乾かしたいからと言って直射日光を当てて乾かすのもNG。変色や劣化の原因になります。
タオルで抑えるように水気を拭きとり、陰干しするのが正解です。すぐに使いたいときには扇風機などの風を当ててもよいですが、ドライヤーの熱風で乾かすのはフィルターが傷む原因にもなるのでおススメできません。
フィルター掃除のNG行動まとめ
フィルター掃除でやってはいけないことは、
1.いきなり水で洗うこと
2.毎回水だけで洗うこと
3.よく乾かさずに元に戻すこと
でした。正しい掃除法を行うことでフィルターが長持ちしたり快適な空調管理にもつながります。ついやってしまっていたことはないか、見直すきっかけにしてみてくださいね。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
フィルター掃除のNGについてさらに知りたい人は、『やっていたら今すぐやめて!故障や事故の原因にも!エアコンのNG掃除法3選』をご覧ください。
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