昨日投稿した因美線・山陰本線米子方面編については、こちらからどうぞ
https://creators.yahoo.co.jp/tetchitottori/0100421514

ここでは、山陰本線の浜坂方面についてみていこうと思います。
こちら側では、鳥取を早朝・深夜に発着していた特急”はまかぜ”の時刻の変更が大きな変化ではないかと思います。

特急はまかぜは、大阪・姫路から豊岡・城崎温泉を経由して浜坂に向かう特急列車ですが、一日一往復鳥取まで運転されるようになっています。
ダイヤ改正前は、鳥取を早朝6時ちょうどに出発、鳥取到着は22時31分となっていました。鳥取からは豊岡方面への始発列車として、鳥取への便は最終列車として重宝されていましたが、今回のダイヤ改正で鳥取着が12時08分、鳥取発が12時57分となりました。これまでの始発・最終列車としての役割よりは、はまかぜの経由地から鳥取への観光客輸送の意味合いを強くしているのかもしれません。

昨日、最終運行となった深夜便はまかぜ号を撮影してきましたが、乗り収めに乗車していたであろう乗客を除けば、利用客はごくわずかだったように見られました。
自分が以前乗車した際にも、1つの車両内に自分しか乗客がいなかったようなこともあり、早朝・深夜の需要は限定的だったのかなとも思います。
今回のダイヤ改正で、鳥取直通のはまかぜがどのように変化するのか、ぜひご注目ください。

さて、ここまではまかぜのダイヤ変更について述べてきましたが、これによって豊岡・城崎温泉から鳥取への最終列車についても変化しています。
ダイヤ改正以前は、平日のみ22時過ぎに浜坂から鳥取に走る普通列車が設定されていましたが、これが今回毎日運転となりました。
これによって、豊岡・城崎温泉からの最終列車が先述のはまかぜが最終ではなくなった分、速達性は下がりましたが、時間的には20分ほど繰り下がり、滞在時間が伸びています。
城崎温泉から鳥取ヘは、普通列車でも約2時間。はまかぜでも1時間弱でしたので、それほど苦ではないかと思います。なおかつ滞在時間が延びるというのは、うれしいですよね。
20分あれば、大急ぎで温泉に浸かることも出来るのではないでしょうか。(乗り遅れたらシャレにならないのでマネしないようにお願いします笑)

昨日の記事も含め、今回のダイヤ改正は今日から適用されています。
既に筆者の友人でも、ダイヤ改正を知らずにアルバイトに遅刻したという人もいますので、ご利用の方はご注意ください。

それでは今回はこの辺で～。