孤独のグルメ鳥取編巡り旅、第二回は五郎ちゃんが寝坊して昼食を求めた”まつやホルモン”さんに。

鳥取駅前を通る県道４３号線を東に歩くこと約１５分、少し住宅街に入っていったところにお店はあります。五郎ちゃんが止まっていたとされる永楽温泉町のホテルモナーク鳥取からは、住宅街の中を通ること約１０分。末広温泉通り行って弥生町行ってからの吉方温泉町って、かなりさまよってたんだね五郎ちゃん。

超大雑把ですが、こちらが五郎ちゃんのさまよっていたルート。鳥取市街地反復横跳びしてます。これ２０分はさまよってますね。

店舗外観。奥に少し見える橋が、五郎ちゃんが店が見つからなさ過ぎて腹を立ててた橋です、笑。奥に見える山はもちろん鳥取市街の見守り役久松山です。

最近外観を改装されたようで、かなり新しくなっているところも。それでも、看板と店舗正面は変わらずいい味出してます。
なお、専用の駐車場は、もう少し川側に行ったところに数台ある程度。昼時は駐車場が満車になることもあるようなのでご注意を。

こちらが店内の様子。カウンター席が約10席、鉄板が一体になっているテーブル付きの座敷に16人くらい、といったところでしょうか。鉄板の並ぶ厨房？側では、狭いスペースで4人ほどの店員さんが次々と注文された料理を焼きまくっていました。メニューは、タンやカルビ・ミノなど一通りの肉系に加え、豚キムチやホルモンそばなど。
今回筆者は、五郎ちゃんセレクトのオーカクとホルモンそばを注文してみました。

オーカクとは、牛の横隔膜のことで、上ハラミといえば通じるでしょうか。一頭から15人前ほどしか取れない超希少部位のようです。ちなみに、オーカクと検索したら、検索結果の一番上には孤独のグルメの鳥取回が出てきました。おいマジか。

ホルモンそばは、鳥取県東部で50年以上にわたって愛されている名物料理。地元の人からは、”ホルソバ”の愛称で親しまれています。
大きな鉄板で牛ホルモンと焼きそば麺を豪快に炒め、甘辛いたれで仕上げるもので、鳥取市内の様々な店舗で食べられるものには一店ごとに違いがあるそう。
ホルモン系というと、津山のホルモンうどんは全国的に有名ですよね。基本的な味付けは似ていますが、入っているのがうどんか焼きそばかで、食べたときの感覚は全く異なるもの。筆者はホルモンそばのほうが好きだったかな。

注文すると、カウンターでは目の前で作っていただけます。座敷の場合は、カウンターの鉄板で作ったものを座敷側の鉄板に移してくれ、いずれにしても熱々のできたてをいただけます。
作りながらも、遠方から旅行で来られたであろうお客さんと釣りの話で盛り上がっておられる店主さん。昔ながらの鉄板焼き屋、古き良き時代の店がまだまだ鳥取には残っています。

こちらがホルモンそば。ホルモンが遠慮なくどさっと入っていてくれるのが本当にありがたい…。焼の時点で多少はたれがかかっていますが、さらにたれにつけながら食べていく感じ。ホルモンそばを注文されている方のほとんどが一緒にライスを注文されていましたが、それも納得。最後に残ったご飯にたれをかけて掻き込むだけでもう一品注文した気分になれます。

オーカクも、青ネギと共に焼いてくれ、しっかりと残る歯ごたえを感じられました。こちらも美味。

お会計の時に気づきました、五郎ちゃん役の松重豊さんと原作者久住昌之さんのサインが飾られていました。孤独のグルメは、各回の終盤にメインとなるお店で久住さんがグルメを楽しみつつ大人用の水をはじめとしたお酒を楽しむ”ふらっと久住”なるコーナーがありますが、ホルモンそば食べながら、久住さんここでもがっつり飲んでたわ。

今回は定番どころを注文してみましたが、おおよそ2000円といったところ。これで2000円ならかなり満足感高めの筆者でした。今度はほかのメニューも開拓してみようかな。夜メニューの鉄板で作る卵焼きも気になるし。

さて、孤独のグルメ鳥取編巡り旅はここまで。
孤独のグルメガチ勢の解説多めとなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました、笑。

それでは今回はこの辺で～。

まつやホルモン

住所：鳥取市吉方温泉町4丁目432
鳥取駅から徒歩約20分　県道43号→県道323号
営業時間：昼…午前11時半～午後1時半
　　　　　夜…午後5時～午後9時
定休日：毎週日曜日
TEL：0857-23-3050