はらぺこライターの旅人間です。今回は広島県を代表する観光地・宮島から食レポです。

世界遺産・日本三景で知られている宮島と言えば「あなごめし」「焼牡蠣」「もみじ饅頭」などの名物グルメが頭に浮かぶと思いますが…

今回紹介するのはカレーパンです。と言っても普通のカレーパンではありません。

宮島口からフェリーで島へ。

海面に浮かぶように見える朱塗の大鳥居、平安末期に平清盛が造営した厳島神社は、災害により何度か立て替えられていますが、当時の姿のまま今に伝わっているのだとか。

その先には標高535mの弥山があり、初代内閣総理大臣伊藤博文は「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛したという。

そんな宮島に到着し、宮島桟橋から徒歩1分の「ホテル宮島別荘」へ。ここにあるパン屋さんが今回の紹介スポット、その名は「島旨PAN」です。

鹿ではなく「シマウマ」が目印です。

なぜシマウマ？

と感じるのは、きっと一瞬でしょう。島旨PAN…島にある旨いパン屋さん…。だからシマウマ。この遊び心と洒落の効いたトコロも素敵ですね。

それにしても、焼き立てパンの香りがスゴイ…。

地元情報によると、ここで販売されているパンは大人気、見つけたら早めに買っておかないと、あっという間に売り切れてしまうのだとか。

例えば、「塩あんバター」はもみじ饅頭（博多屋）に使用されている ”こし餡” を無塩バターと共に塩パンにサンドした一品で、お土産としても人気だという。

ほら、見るからに美味しそうでしょ！

さて、あれもこれも美味しそうなパンが並ぶ中、特筆したいのは「比婆牛を使ったホテルカレーパン」です。これが信じられないほどに美味しいんです。

ただし、期間限定で数量も限定で、無くなり次第終了となります。
（比婆牛は幻の和牛と言われるほど希少、出会えたらラッキーと思って良いのかも）

滅多に市場に出回ることのない「比婆牛」を100％使用したカレーパンです。大麦のもっちり生地にA５ランクの和牛ミンチカレーを閉じ込めた贅沢すぎる一品となります。

食べてスグ感じるのは、ジワッとくる辛さの中にある肉の旨みと脂分の美味しさ。ジューシーなのにサッパリした口当たりです。

これは比婆牛の特徴の一つ、比婆牛の脂にはオリーブオイルと同じオレイン酸が遺伝的に多く含まれており、なめらかな口どけが味わえます。

それがカレーと合わさってもハッキリ分かるのは本当にスゴイ！

スタッフの方にお話を聞いてみると…

比婆牛の特徴を最大限に活用したホテルシェフのレシピ、揚げと焼きの中間を表現させたカレーパンの焼きに対するこだわり、そこが大きな美味さポイントのよう。

ちょっと他にはないカレーパン。「とか言って普通に美味しいんでしょ？」なんて思ったら、その想像をドン！と軽く超えて来ます。ちなみに、私の個人的な感想としては「今まで食べたカレーパンの中で一番美味しかった」です。

ただ残念なのは、このカレーパンは期間限定で無くなり次第終了ということ。だから超レアなカレーパンであることは間違いありません。
（比婆牛の入荷状況によっては販売期間の延長の可能性はあるようです）

機会があれば是非！食べみて下さい。本当におすすめですよ。

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