再審請求事件の審理に市民参加の導入は? 求められる再審制度改革
袴田事件は4月10日に立証方針などを話し合う法曹三者協議が行われ、再審の審理へと動き出す。この件を契機として、立法による再審制度改革や独立した立場で検証を行う第三者機関の設置が求められる。
厳罰化の傾向
ところで、こうした再審請求事件の審理に対し、裁判員裁判のような市民参加の制度を導入すべきだといった考えもある。傾聴に値する見解だが、むしろ逆効果となるおそれが高い。
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