かぼちゃは「皮・ワタ・種を捨てないで!」栄養士が必死にお願いするワケとは
こんにちは!栄養士食堂です!
おそらく大半の方が捨てているであろう「かぼちゃの皮・ワタ・種」
食べられないと思って捨てている方も多いのでは?
実はそれ…すごく損しています!!
今回は栄養士が「かぼちゃの皮・ワタ・種を捨てないでほしい理由」を詳しく解説していきたいと思います。興味がある方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 かぼちゃの栄養について
2 保存方法・選び方
3 皮・ワタ・種を捨てないでほしい理由
4 皮・ワタ・種の調理方法
5 最後に
1.かぼちゃの栄養について
かぼちゃには粘膜を強化するβ‐カロテンや抗酸化力の高いビタミンC・Eが豊富に含まれています。「冬至のかぼちゃで風邪予防」と言われるほど健康効果が高い野菜です。
2.保存方法・選び方
【保存方法】
・カットしたものは、中の種とワタ部分が傷みやすいので、取り除いてからラップをして密閉袋にいれ野菜室で保存する。
・丸ごとかぼちゃの場合は、新聞紙で包み、風通しのよい冷暗所で保存する。
【選び方】
<丸ごとかぼちゃの場合>
・ずっしりと重いもの
・ヘタが乾燥してコルク状になり、縦に割れているもの
・皮が固いもの
<カットかぼちゃの場合>
・果肉の色が濃いオレンジ色のもの
・種が膨らんでいるもの
3.皮・ワタ・種を捨てないでほしい理由
お待たせしました!「かぼちゃの皮・ワタ・種を捨てないでほしい理由」を詳しく解説します。
その理由は、実よりも皮とワタに栄養がたっぷり含まれており、さらに種には動脈硬化によいとされるリノール酸が含まれているから。
実はかぼちゃの皮には実の約3倍、ワタには実の約2倍のβ‐カロテンが含まれています。そのほか、便秘解消効果の食物繊維や骨を丈夫にするビタミンKも豊富に含まれます。
また、種には動脈硬化や高血圧の予防になるリノール酸や悪玉コレステロールを低下させる働きがあるオレイン酸などが含まれています。そのほかビタミンB2、Eも含まれます。
4.皮・ワタ・種の調理方法
皮は細切りにしてきんぴら風に、ワタはミキサーにかけてポタージュにすると美味しく頂けます。
種はよく洗い、ぬめりをおろしたら、1日天日干しさせます。
その後、フライパンで炒ったり、オーブンでローストしたりして、焼き色が付いたら、よく冷まし、キッチンハサミで先端をカットして、中の緑色の部分を取り出して食べます。
塩やはちみつをかけても美味しく頂けます。
5.最後に
いかがだったでしょうか。
かぼちゃの皮・ワタ・種は捨てている方も多いと思いますが、実は栄養がたっぷり!
特に種が食べられることに驚いた方が多いのでは?
栄養豊富なかぼちゃの皮・ワタ・種は捨てずに美味しくいただきましょう!