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【永久保存版】トップコンサルタントが伝授する目標の立て方 15種類の目標を覚えよう!

横山信弘経営コラムニスト
目標の立て方が分かれば達成できる!(提供:イメージマート)

目標を達成できない経験を重ねると、人は目標を立てること自体を避けるようになる。「目標なんて立てなくても、なんとかなる」「具体的な数字を決めると、かえってプレッシャーになる」。そう考える人は少なくない。

しかし、それは大きな勘違いだ。

目標がないと、自分が進むべき方向が定まらず、日々の行動も場当たり的になってしまう。まるで地図も羅針盤もない船のように、どこへ向かうべきか分からないまま漂流することになる。

目標があるほうが、はるかに効率的で、かつ日ごろ覚えるストレスも減るのだ。では何が問題なのか?

それは、目標の立て方を知らないことだ。正しい目標の立て方を知らないから、漂流する、迷子になる。

だから、まずは目標の種類を知ることから始めよう。量で考える目標、頻度で考える目標、率で考える目標など、目標にはさまざまな種類がある。

その中から自分の状況に合った種類を選び、適切な方法で設定すること。そうすることで、ストレスなく目標を達成できるようになる。

成果を出したい、成長したい、スキルアップしたい、新しい習慣を身につけたい――。

そんな願いを叶えるためにも、正しい目標設定の知識を身につけるのだ。今回は、目標の種類とその特徴、設定方法について、具体な例を交えながら解説していく。これを読めば、誰でも効果的な目標設定ができるようになる。ぜひ最後まで読んでもらいたい。

<目次>

■量で考える

■頻度で考える

■率で考える

■結果で考える

■プロセスで考える

■能力で考える

■状態で考える

■期限があるか、ないか

■習慣化で考える

■増やす目標

■減らす目標

■記録更新型

■相対型

■絶対型

■ストレッチ型

■量で考える

量で考える目標は、日常生活でもっともよく使われる方法だ。時間、距離、重さ、高さなど、数字で測れるものすべてが対象になる。

たとえば学生なら「1日3時間の勉強」、ビジネスパーソンなら「月100万円の売上」、主婦なら「3キロの減量」といった具合だ。

このタイプの目標のよいところは、達成度が一目で分かること。また、目標に近づいているのか遠ざかっているのかも、すぐに判断できる。

量で目標を考えるのは、基本中のキホンと言えよう。

■頻度で考える

頻度で考える目標は、行動の回数やタイミングを決めるものだ。量で考えるのとよく似ているが少し性質が異なる。

「週3回のジム通い」「毎日の散歩」「月2回の映画鑑賞」など、どのくらいの間隔で何かをするかを決める。

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経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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