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わずか5分!もう市販のパンは買わない「腸活ふわもちパン」が最強すぎた

 パンって、どちらかと言うと健康に悪いと言われていますよね。小麦に含まれるグルテンや高糖質なのが、悪者扱いされる理由だと思います。

 とはいえ、パンは手軽で美味しいもの...「健康的でおいしいパンがあったら嬉しいな。」と思われたことはないでしょうか?今回は、5分で作れる体に良い腸活パンをご紹介します。沢山作って保存しておけば、もう市販のパンを買わなくて良いかも!?効果とおすすめの食べ合わせもお伝えするので、参考にしてみてくださいね!

ふわもち腸活パンが健康&ダイエットに良い理由

 今日ご紹介する腸活パンは、パンなのに「マグネシウム」がめちゃくちゃ豊富なんです。日本の調査では、マグネシウムは1日に平均50〜80mg不足していると報告されているため、積極的に摂りたい栄養素の1つ。(※1)

 腸活パン1つで、ちょうど約70mgのマグネシウムが摂取できるため、1日の不足分を補うこともできます。具体的には、次のような効果が期待できますよ。

1.大腸の健康を守る(腸に良い効果)

45~74歳の男女約8万7千人を調査した大規模な研究があります。その結果、食事からのマグネシウム摂取量が多い男性は、少ない人と比べて大腸がんリスクが35%低下しました。(※2)

 この研究では、男性のみに関係があったのですが、女性も同様にマグネシウム摂取量が増えるとリスクが低下する報告があります。腸内環境の悪化が続くと、がんのリスクが上昇するため、普段からマグネシウムを取り入れたいですよね。

2.体脂肪が減りウエストも低下する(ダイエット効果)

アメリカの4,097人を対象にした研究では、マグネシウムを十分に摂取することで、ダイエット効果も期待できると報告されています。具体的には、食事からのマグネシウム摂取量が多いと「皮下脂肪」「体重」「腹囲」が減少しやすくなるのです。(※3)

3.血管が硬くなるのを防ぐ(動脈硬化の予防)

「ヒトは血管から老いる」という言葉を聞いたことがないでしょうか?血管は、硬いよりも柔らかくしておくことが大切です。

日本で行われた研究で、男女約8万5千人を対象とした研究です。食事からのマグネシウム摂取量と虚血性心疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)のリスクを調査した結果、摂取量が増えるほどリスクが低下しました。つまり、マグネシウムを十分に摂れば、血管を守ることもできるのです。(※4)

ここからは、そんな大切すぎるマグネシウムをたっぷり摂取できる「腸活パン」をご紹介しますね!

<材料>腸活ふわもちココアパン

オートミール…30g
水…50ml(又は豆乳か牛乳でもOK)
ココア…15g(大さじ2くらい)
砂糖かラカント…15g(大さじ1~2)
ベーキングパウダー…3g(小さじ1)

オートミールは粒が細かいタイプを使用しましょう。(クイックオーツ)

<作り方>腸活ふわもちココアパン

①オートミールに温めた水とココア、砂糖、ベーキングパウダーを加えて潰すように混ぜる。(冷たい水で作る場合は、5〜10分放置しておきましょう)

②レンチン500Wで2分〜2分半したら完成!レンジがない場合は、フライパンに流し入れて10分蓋して焼いても作れますよ。

保存して硬くなった時は、レンチンすると復活します。

腸活ふわもちココアパン、おすすめの食べ合わせ

 今回ご紹介した腸活パンを食べる時は、ぜひ「しらす干し」も食べてみましょう。ココア味のパンにしらす!?と思われたかもしれませんが、もちろん一緒に食べる必要はありません!(笑)

理由は、しらす干しにはビタミンDが多いから。上記のマグネシウムは、ビタミンDの効果を活性化する作用もあるのです。(活性型ビタミンDに変換するのに必須)

 ちなみに、ビタミンDはしらす干し以外にも、太陽に当たると体内で作ることができます。日光浴をしながら、この腸活パンを食べたら最強かもしれません。(まさに優雅な休日ですね。笑)

マグネシウムは不足しがち!しっかり補給して腸活しよう

 今回は、材料を混ぜるだけで作ることができる、腸活パンをご紹介しました。保存も冷蔵で4日はできるので、ぜひ一度試してみてくださいね!

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出典(※1)厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」(2019)

(※2)Enbo Ma「High dietary intake of magnesium may decrease risk of colorectal cancer in Japanese men」(2010)

(※2)Liping Lu「Magnesium intake is inversely associated with risk of obesity in a 30-year prospective follow-up study among American young adults」(2020)

(※3)Yoshihiro Kokubo「Dietary magnesium intake and risk of incident coronary heart disease in men: A prospective cohort study」(2018)

「科学的に腸を整える」をコンセプトに、腸活や栄養セミナーを1000名以上、個別指導を320名以上に実施。一般社団法人予防医療研究協会の理事も務め、手軽にできる腸活や予防のための情報・レシピを発信している。また、腸活カウンセラーの資格発行をしており、Instagramでは14万人の方にフォローしていただけている。

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