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ネギの青い部分は捨てないで!ひとたば大量消費できる「煮込みハンバーグ」とろけるチーズアレンジも

越野美樹調理師・やさい料理家

調理師・野菜の研究家をしている、越野美樹です。

ネギの青い部分、買ってきてすぐに使わないとしなびてしまいますよね?

そのまま放置して、捨ててしまうのはもったいないです!

今回は、ネギの青い部分をひとたば分使った、「煮込みハンバーグ」をご紹介します。

「ネギの青い部分はすぐ使おう」

ネギが旬の時期となりました。今の時期は、青々としたネギの葉がついていることも多いですよね?

ネギの青い部分は、ひとたば全て、すぐに使うのがオススメ!

ネギみそなどの副菜に使うのもいいですが、メイン料理にも使えますよ。

ネギの青い部分には「硫化アリル」という辛味や刺激臭の成分が入っています。

「硫化アリル」は消化を良くする働きがあり、抗酸化作用もあるので、お肉とも相性がよいです。

今回は、ネギの青い部分をたっぷり使った、煮込みハンバーグをご紹介します。

とろける食感の「煮込みチーズハンバーグ」へのアレンジも!

「青ネギの煮込みハンバーグ」

玉ねぎの代わりに、旬のネギの青い部分を使った煮込みハンバーグ。

焼いてから煮ることで、ネギのかたさも全く気にならず、ハンバーグによく合います。

【材料】2人分

あいびき肉 200g
ネギの青い部分 3本分
ネギの白い部分 1本分
しめじたけ 100g
卵 1個
パン粉 大さじ4
牛乳 大さじ2
塩 ひとつまみ
こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1
酒 大さじ1
トマトケチャップ 大さじ3
中濃ソース 大さじ3

【作り方】

1.ネギの青い部分は粗みじん切りにする。ネギの白い部分は斜め切りにする。しめじたけは石突きをのぞいて小房に分ける。

2.ボウルにあいびき肉を入れてよくこねる。

3.1と卵、パン粉、牛乳、塩、こしょうを入れてよく混ぜる。

4.4等分にして小判型に丸める。

5.フライパンを中火に熱してオリーブオイルを入れ、温まったら4とネギの白い部分、しめじを入れて表面に軽く焼き色がつくまで焼く。裏も同様に焼く。

ハンバーグの真ん中をそんなにへこませなくても大丈夫!煮込むので、火がよく通ります。
ハンバーグの真ん中をそんなにへこませなくても大丈夫!煮込むので、火がよく通ります。

6.水200ml(分量外)と酒を入れてフタをし、5分ほど煮る。

7.トマトケチャップ、中濃ソースを加えて汁気が少なくなるまで煮る。

にんじんのグラッセや、ゆでたブロッコリーなど、お好みで添えてください。

煮込みチーズハンバーグへのアレンジ

工程7の煮汁が少なくなる少し前に、溶けるタイプのチーズをのせてフタをすると、煮込みチーズハンバーグに!

ジューシーなハンバーグと、とろけるチーズの食感が楽しめます。

旬の時期の野菜は安くて、栄養がありますよ。ぜひ、旬を過ぎた玉ねぎではなく、ネギでハンバーグを作ってみてくださいね。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

執筆・レシピ 越野美樹

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調理師・やさい料理家

惣菜店を約20年経営した調理師で、食品衛生にも詳しい。現在は講談社コクリコなど複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆している。これまで生み出したレシピは800を超える。旬野菜のおいしさを生かした大量消費レシピが得意。お弁当歴14年。編集プロダクション・出版社で編集経験あり。中山間地の田舎で、SDGsな暮らしを実践。ゆる無添加・オーガニック。 執筆等のご依頼はInstagramのDMまでお願いします。

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