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野菜の料理家が伝授!甘さ控えめ罪悪感なし「基本の大学芋」揚げないバージョンも!

越野美樹調理師・やさい料理家

調理師・野菜の料理家、越野美樹です。

そろそろ、さつまいもの甘みがのってくる時期ですね。
さつまいもの甘さを生かした、「基本の大学芋」をご紹介します。

油で揚げるのがおっくうな方も大丈夫! 
「揚げない大学芋」のレシピもご紹介しますので、最後までご覧ください。

大学芋の由来

大学芋は、大正時代から昭和にかけて、大学生が好んで食べていたおやつだから「大学芋」と名づけられたと言われています。

本郷の和菓子屋さんが、中国由来の「蜜濺紅芋」というさつまいもを揚げて蜜をかけたお菓子にごまをかけてアレンジしたところ、大ヒットしたとか。

あの日本一の大学の学生が食べていたおやつなのですね!

甘さ控えめ「基本の大学芋」

小さめに切ることで、少ない油で揚げられます。
蜜が少なめなので、がっつり食べても罪悪感なし!

【材料】2人分

さつまいも 1本

黒いりごま 少々

揚げ油 適量

砂糖 大さじ1

はちみつ 大さじ1

水 大さじ3

※はちみつは1歳未満の乳児には与えないで下さい。はちみつを砂糖大さじ1に変えて作ってください。

【作り方】

1.さつまいもはたて4等分に切ってから1cm角のスティック状に切る。

2.2〜3分水にさらしてザルにあげ、キッチンペーパーなどで水気をよくふきとる。

3.フライパンに底から2cmほどの揚げ油を入れ、160度に熱する。1を入れてやわらかくなるまで揚げ、取り出す。

4.フライパンに砂糖、はちみつ、水を入れて中火にかけ、沸騰したら3と黒いりごまを戻し入れてからめる。

蜜少なめになっていますので、お好みで砂糖やはちみつを増やしてくださいね。

【揚げない大学芋アレンジ】

揚げない大学芋は崩れやすいので、1の工程でたて4等分に切ったあと、少し太めに切るのがコツです。
2までの作り方は同じ。

3.鍋にさつまいもと塩ひとつまみ、お好みの油大さじ1、水100mlを入れ、ふたをして中弱火にかける。

4.火が通ったら、いったん火を止めて黒いりごま少々、はちみつ大さじ1を加える。

3,弱火にかけて、木べらなどでそっと混ぜる。

しっとりタイプの大学芋ですが、普段使いのおやつには最適ですよ。

普通の大学芋と揚げない大学芋、食べたい、作りたい日の気分で作ってみてくださいね。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

執筆・レシピ 越野美樹

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調理師・やさい料理家

惣菜店を約20年経営した調理師で、食品衛生にも詳しい。現在は講談社コクリコなど複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆している。これまで生み出したレシピは800を超える。旬野菜のおいしさを生かした大量消費レシピが得意。お弁当歴14年。編集プロダクション・出版社で編集経験あり。中山間地の田舎で、SDGsな暮らしを実践。ゆる無添加・オーガニック。 執筆等のご依頼はInstagramのDMまでお願いします。

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