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【大阪/桜ノ宮】ラーメンが好きは必見!「とんぴととりの光龍益」は知る人ぞ知る路地裏の隠れた名店

旅人間はらぺこライター

はらぺこライター旅人間です。

今回は大阪の桜ノ宮から。ラーメン好きならご存知、人気グルメサイトで百名店に認定されている路地裏にある名店について紹介しましょう。

この店は「とんぴととりの光龍益」です。

JR桜ノ宮駅・北口から歩いて約2分。細い路地を進むとポツンと佇む小さなお店。時の流れを感じる建物に提灯と暖簾が目印となります。

以前にも昭和感の漂う店構えに暖簾が映える店は ”美味しい率” が高いなんて自論を紹介したことがありましたが、この店も当てはまりそうです。

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メニューはシンプル、その日によって異なるも「特製ラーメン」「ねぎラーメン」は早々に売切れることが多いよう。ちなみに、「つけ麺」は夜のみです。

お店の中に入ると、店内は奥に長く、カウンターが中心の座席が並んでいます。そして何も隠すものは一切ないと主張するかのような解放感が素晴らしい。

さらに、この店の特徴として他ではあまり見かけない面白い仕組みがあります。

それは…

目の前で器にスープが注がれ、麺が入り、盛り付けされること。そしてネギやメンマ、チャーシューを載せたら出来上がり。

この時にネギやメンマなどのトッピング類はレーンにのってシャーと隣へと移動します。その様も必見で、まるで盛付けの ”実演ショー” って感じ…いやいや、それは言い過ぎか。

さて、注文した特製ラーメン(1,100円)が出来上がりました。

特製を注文すると「三河もち豚石窯叉焼」がラーメンの上にドン!ドン!ドドーン!とのっかります。もし普通のラーメン(900円)を注文したら叉焼は「塩煮豚」に。

特製ラーメンを注文すると、普通のラーメンより料金は少しアップしますが、叉焼の厚みと肉の旨味を思えば間違いなく価値ある一品と言えるでしょう。

ただ、売り切れ御免の人気メニュー!必ずしも出会えるとは限りません。

それにしても、重みを感じるスープ…

そう、ご存じない方は予め知っておくべきですが、この店は豚皮と鶏の濃厚なスープが特徴、ハッキリ言ってコッテリ系です。

コッテリ系とはいえ、一般的に想像する独特な臭みはなく、濃厚だけど、胃にドカッとくる感じでもない。口当たりのよいコッテリ感と言った感じでしょうか。

口当たりの良いコッテリ感だとぉー?おいおい何言ってるか意味わかんねーよ。って方は、ぜひ食べてみてください。その意味がきっと分かるはず。

そして「これが人気の秘訣なんだな!」ってことも見えてきます。路地裏に隠れ家のような小さなラーメン屋。それだけでも魅力的ですが、味わいは想像の上を行くのだから。

最後に、私個人的な意見として…、このラーメンにはライスを付けた方が良いかと。ただし、ライスも売り切れている場合が多いのでご注意ください。

とんぴととりの光龍益
住所:大阪市都島区中野町5-9-5
電話番号:06-6923-5604
営業時間:11:30〜13:30/18:00〜20:00(スープがなくなり次第終了)
定休日:土曜・日曜
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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