【急性胆のう炎になると現れる症状５選！】-その症状は"急性胆のう炎"のサインかも？-
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おがちゃん先生です。
今回は…
『急性胆嚢炎になると現れる症状５選』
を紹介していきます。
胆のう（胆嚢）について
胆のうは、肝臓の下にある小さな袋状の臓器です。
肝臓でつくられた「胆汁（脂肪の消化に関わる液体）」を、濃縮して、蓄える役割があります。
急性胆のう炎（急性胆嚢炎）とは？
胆のう炎とは、胆のうに炎症が起きた状態です。
突然起こる「急性胆のう炎」と、炎症が長く続く状態の「慢性胆のう炎」に分けられます。
急性胆のう炎の、ほとんどは「胆石」が原因です。
胆石が詰まることで、胆のうに細菌が感染し、むくんで腫れ、炎症が起こります。
〈胆石以外の原因〉…胆のうの血行障害・寄生虫などの感染・膠原病・アレルギー反応など.
急性胆のう炎（急性胆嚢炎）の症状は？
急性胆のう炎は、急性胆管炎を併発していたり、なかには典型的な症状がみられない場合もあります。
そのなかで、今回は、急性胆のう炎で比較的起こることが多い症状を"５つ"紹介します。
①右季肋部痛（肋骨の下あたりの痛み）
１つ目は「右季肋部痛（右の肋骨の下あたりの痛み）」です。
急性胆のう炎の症状として、右季肋部痛はもっとも典型的な症状です。
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②心窩部痛（みぞおち辺りの痛み）
２つは「心窩部痛（みぞおち辺りの痛み）」です。
右季肋部痛ではなく、心窩部痛を訴えることもあります。
胆のうに結石がある場合、食後に"一時的"に腹痛が起こることがありますが…
急性胆のう炎は、炎症が起きて腫れてしまうため、症状が"しばらく持続"します。
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③悪心・嘔吐
３つ目は「悪心・嘔吐」です。
右季肋部痛や心窩部痛という「痛み」の次に多いのが「悪心・嘔吐」といった症状です。
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④発熱
４つ目は「発熱」です。
胆のうに"炎症"が起きていることから、発熱が起こることがあります。
また、悪寒戦慄といって、寒気を感じて、ぶるぶると震えを伴うこともあります。
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⑤筋性防御（腹膜刺激症状の１つ）
５つ目は、腹膜刺激症状の１つで、「筋性防御（きんせいぼうぎょ）」です。
筋性防御とは、お腹に触れたときに、お腹の筋肉が緊張して硬くなるような症状です。
※他の腹膜刺激症状として「反跳痛」がみられることもあります.
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※悪化した場合の症状
急性胆のう炎が悪化すると、胆のうの壁が破れて「腹膜炎」が起きたり、細菌が血液に入り込み「敗血症」を発症することもあるので注意です。
●腹膜炎（ふくまくえん）…お腹の臓器を覆っている膜（腹膜）に炎症が起きた状態.
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●敗血症（はいけつしょう）…血液に細菌が入り、全身に回り、臓器障害が起こる病気.
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最後に
前述したように、急性胆のう炎は、胆石が原因となること多いです。
そのため、肥満・脂質の多い食事などは胆石ができやすくなってしまうので、注意しましょう。
では、今回はここまでです。
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【参考文献】
・落合慈之(監修)(2019):「消化器疾患ビジュアルブック」第2版,株式会社学研メディカル秀潤社
・急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン改訂出版委員会(主催)「急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018」医学図書出版
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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おがちゃん先生について
● ウィルワン整体スクール卒
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学オンラインサロン運営
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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