【肝硬変になると現れる症状７選！】-その症状は"肝硬変"が進行しているサインかも？-
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おがちゃん先生です。
今回は…
"肝硬変になると現れる症状７選"
を紹介していきます。
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肝臓とはどんな臓器？
肝臓は、右上腹部にある大きな臓器です。
栄養素の代謝・解毒・胆汁の生成など、たくさんな働きがあり"体内の大化学工場"ともいえます。
肝硬変とは？
肝硬変は、肝臓の"再生"と"炎症"が繰り返され、繊維化していき、肝臓が硬くなる病気です。
原因としてはB型・C型肝炎ウイルスの感染、アルコール、脂肪肝、免疫の異常などがあります。
そして、肝硬変の進行には「代償期」と「非代償期」に分けられます。
代償期では"自覚症状はない"ことが多いですが、非代償期になると"さまざまな症状"が現れます。
では、実際にどんな症状が現れるのでしょうか？
"肝硬変になると現れる症状７選"
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①むくみ（浮腫）
肝臓はアルブミンなどの蛋白を合成しています。
そして、肝硬変によりアルブミンの合成が低下すると、体内の浸透圧に変化が起こり…
水分バランスが乱れて、むくみが起こります。
また、血流が悪くなることから、お腹（腹腔）に水分が溜まり、お腹が膨らんでくる「腹水」が起こることもあります。
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②黄疸（おうだん）
肝臓は「胆汁」という、脂肪の分解に関わる液体をつくっています。
そして、肝硬変になると、胆汁の成分の一部である「ビリルビン」が血液中に流出してしまい…
目や皮膚が黄色っぽくなるという「黄疸（おうだん）」が起こります。
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③女性化乳房
肝臓は、エストロゲン（女性ホルモン）などのホルモンを分解する役割があります。
そのなかで肝硬変になると、エストロゲンの分解ができず、体内に増えてしまい…
男性の乳房が発育してくる「女性化乳房」が起こります。
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④手掌紅斑
③で説明したように、肝硬変では体内にエストロゲンが増えます。
これにより、手のひらの血管が拡張して、赤い斑点が現れる「手掌紅斑」が起こります。
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⑤クモ状血管腫
これも、③で説明した「肝硬変による体内にエストロゲンの増加」が関わっています。
これにより、皮膚に下の図のようなクモ状血管腫が現れます。
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⑥肝性脳症
肝臓は、アンモニアなどの有毒な物質を「解毒する」という働きがあります。
そして、肝硬変により解毒することができず、アンモニアが脳に到達すると「肝性脳症」が起こります。
肝性脳症では、頭がぼーっとする・怒りっぽくなるなど、さまざまな症状が現れます。
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⑦出血傾向（血が止まりにくい）
肝臓は、出血をしたときに血液を固める物質（血液凝固因子）をつくっています。
しかし、肝硬変になると、そういった物質の合成が低下するため、鼻血が出やすい・歯茎から血が出るなどの症状（出血傾向）が現れます。
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ここまでが、肝硬変になると現れる症状７選になります。
最後に
肝臓は、"進行するまで自覚症状が現れにくい"ため「沈黙の臓器」とよばれています。
なので、症状はなくとも定期的に健康診断をうけ、不安や似た症状がある場合は、早めに医療機関への受診をおすすめします。
では、今回はここまでです。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。
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【参考文献】
・落合慈之(監修)(2019):「消化器疾患ビジュアルブック」第2版,株式会社学研メディカル秀潤社
・日本消化器病学会,日本肝臓学会(編集)「肝硬変診療ガイドライン2020(改訂第3版)」南江堂
・竹内修二(監修)(2018):｢プロが教える人体のすべてがわかる本｣,株式会社ナツメ社
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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おがちゃん先生について
● ウィルワン整体スクール卒
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● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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