期間限定!出来立ての「赤福」が日本橋三越本店で開催中の「旬味いろいろ三重展」で2個から食べられます
東京都中央区日本橋。数多の文化が交錯し歴史が紡がれてきた場所には、「初めて」が沢山。その中のひとつが、三越伊勢丹グループの「三越」百貨店。今年2024年には日本初の百貨店として「デパートメントストア宣言」を発表し120周年を迎え、更に入口で来客者を歓迎するライオン像の完成から110周年という節目の年。
そのおめでたい日本橋三越にて2024年4月17日(水)~2024年4月21日(日)まで、本館7階催事場にて「第67回 旬味まるごと三重展」が開催中!三越伊勢丹グループの祖とも称される「三井家」は現在の三重県松阪市出身ということもあり、日本橋三越とは非常に縁の深い催事。
催事のメインのひとつに、普段は現地でしか食べられないようなグルメを会場でいただけるイートインがあると思っているのですが、今回はその中から赤福茶屋でいただける「赤福」をご紹介。
全国にその名を馳せる三重県伊勢市の銘菓、赤福。折箱にお行儀よく整列した赤福は、一度に沢山作らなくてはならないため職人さん監視のもと機械で成型されているのですが、イートインの実演は別。「餅入れさん」と呼ばれる女性の職人さんが、五十鈴川の川底に沈む小石に見立てた小柄なお餅をこし餡でつつみながら、川のせせらぎを模したくぼみを二本の指で施していきます。淡々と、無駄な動きひとつなく丸皿に載せられていく作業はずっと眺めていたい…。
できたてならではのふんわりとした柔らかさは、折箱入りのお餅とこし餡の一体感とはまた異なる魅力。空気感をも感じられるこし餡はさらりと瑞々しく、舌の上から染み込んでいくようなあっさりとした甘味が印象的。舌先で転がせば砂のようにさらさらと解けていき、なめらかなお餅を数度咀嚼すれば、そのまま喉の奥へとさらさらと流れていきそうなこし餡に思わず目を閉じてしまうほど。
そこで抹茶をひと口すすれば、ほろ苦さや青い清涼感が華やかな芳香に大変身!口の中で赤福と抹茶の甘味や素朴さがぴたっとはまり一つになった瞬間、ほっとする安らぎとささやかな感動で口の中が満たされること間違いなし。
初日に全ての感覚を研ぎ澄まして味わうべく、朝食を抜き開店と同時に飛び込んで大正解でした。
尚、イートインと赤福や他商品の物販は隣り合った場所ではありますが待機列ならびに会計レジは別となっております。従業員の皆さんの指示を要チェック。開店ダッシュはぐっとこらえて。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<旬味まるごと三重展・日本橋三越本店本館7階>
公式サイト(外部リンク)
東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店本館7階
03-3241-3311
10時~19時(最終日21日は18時閉店)
※ラストオーダーは閉店30分前