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【手帳やノートと一体になるペン】Pitanレビュー 装着編 位置決め→保護シートにセットする

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 前回は、Pitanのパッケージ内容を確認しました。
 今回は実際に装着する方法と、使用感をレビューしていきたいと思います。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。

まず位置決め

 前回も簡単に触れましたが、Pitanをノートやメモ帳にセットする場合に大切なのは、ノート本体との位置関係です。

 まず、Pitanのペンの部分がへんに上に飛び出ていても扱いにくい。また、Pitanの全長よりも縦寸が短いノートにつけるのもバランスが悪い感じがします。なによりはみ出た部分がどこかに引っかかりやすくなるのはデメリットです。

 今回は、「ほぼ日の方眼ノート(A6)」に実際にセットしてみましょう。
 まず、Pitan付属の保護シートをとりだします。
 そしてノートの裏表紙を挟みます。

保護シートをセットする。ずれたときに分かるようにシャープペンで印の線を引いておく
保護シートをセットする。ずれたときに分かるようにシャープペンで印の線を引いておく

 このときに縦方向の位置関係を確認しておきましょう。できればずれたときに分かるようにシャープペンで線などを引くと確実です。

保護シートの上からまっすぐに押し込む

 位置決めができたら、保護シートに本体をぎゅっと押し込みます。
 できるだけ上下の辺をそろえてまっすぐに押し込むのがポイントです。

保護シートに本体をセットする。
保護シートに本体をセットする。

ぎゅっと押し込んだところ。固定された
ぎゅっと押し込んだところ。固定された

 プレスリリースによれば、このPitan、0.3~1.0mmの紙に対応しています。
 また、ホルダーを取り付けた部分には跡がつきやすいという注意書きもありました。
 ともあれ、この製品のメリットを享受したいのなら、その辺の事は織り込み済みと言うべきでしょうか。

 これで、手軽にペンが利用できます。引き続きテスト、利用していこうと思います。

ありそうでなかったしくみ

  このPitan、ありそうでなかったしくみです。

 手帳のカバーの多くには、ペンホルダーがついています。それは折りたたまれた筒状のものです。つまり、ペンを取り出すには、筒状のペンホルダーから、上方向にまっすぐ引き抜く必要があるのです。何かをすばやくメモしたいときに、この上にまっすぐ引き抜くアクションに隔靴掻痒的ないらだちを感じた人は少なくないでしょう。
 そして、Pitanならこういうことはありません。磁石でくっついたペンはすぐに剥がして書き出せます。

ペンをさっと取り出せるのはPitanならではのメリット
ペンをさっと取り出せるのはPitanならではのメリット

 とっさの思いつきをどうキャプチャーするか。この問題に今までいろいろなソリューションが登場してきました。そしてPitanは、ペンとペンホルダーの組み合わせとして、現時点における最適解の1つではないかと思います。

※この記事は、ゼブラ株式会社の製品提供を受けて制作しています。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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