米軍が公式発表したUFO墜落事件、ロズウェルで77年前に何が起こっていたのか?異星人の解剖フィルム?
突然ですが、皆さんはUFOを見たことはありますか?意外に目撃例の多いUFOが、日本でも河野太郎 元防衛大臣が、「自衛隊の航空機などがUFOに遭遇した際の手順を定める必要がある」とコメントしたことでも話題になりました。
本記事では、過去にアメリカ軍が公式発表をしたUFO墜落事件について解説していきます。
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■未確認飛行物体「UFO」とは?
まずはUFOの説明です。皆さんも良くご存知の未確認飛行物体、またの名をUnidentified Flying Object、「UFO」は、その名の通り、正体が確認されていない飛行物体のことです。
一般的には、ステルス機や無人航空機など、運用者が不明の航空機を指しますが、オカルトの世界では知的生命体が搭乗している宇宙船の愛称としても有名ですね。形状は主に、皿形・円盤形・葉巻形が知られていて、まるで地球上で造られたとは考えられない動きを示すことが特徴です。また、第二次世界大戦やチェルノブイリ原発事故、東日本大震災などでも多く目撃情報があったことから、未来人がタイムトラベルをして偵察をしに来ているのでは?という憶測も広がっています。
■歴史上初めてUFOが墜落した「ロズウェル事件」
有名な事件としては、皆さんも大好きなロズウェル事件があります。1947年、アメリカ ニューメキシコ州ロズウェルにて、UFOが墜落しアメリカ軍によって回収されたと考えられている事件です。本事件に関する情報は非常に多く混乱しており、実際に何が起きたのか、はたまた町おこしのための壮大なフィクションなのか、詳しいことは判明していませんが、簡単に概要をご紹介します。
ことの発端は1947年、アメリカ陸軍が「ロズウェル付近の牧場から潰れた「空飛ぶ円盤」を回収した」と発表したことから始まります。現代だったら大パニックですね。しかしこの数時間後、陸軍は内容を訂正し、実際には気象観測用気球でした、と発表しています。見慣れない物を見つけたので、ちょっと焦ってしまったのかもしれませんね。
この出来事はすぐに忘れ去られますが、なんと30年以上後に、突如注目を浴びることとなります。
■30年後の米軍関係者のカミングアウトにより、事態は大きく動く
1978年、UFO研究家のスタントン・T・フリードマンは、ロズウェル事件で残骸の回収に関わったジェシー・マーセル少佐にインタビューを行いました。すると、「軍は異星人の乗り物を極秘裏に回収した」と答えたのです、突然のカミングアウトに一同ビックリですね。このインタビュー記事はタブロイド紙にも掲載され、ロズウェル事件は全世界の注目を集めることとなりました。UFO研究家のフリードマンさんもガッツポーズだったのではないでしょうか。
それからは後の祭りです。既に30年以上も経過しているにも関わらず、軍の圧力があったとする証言や「政府の秘密文書」、遂には「異星人の解剖フィルム」なるものまでが現れ始めます。その後、1997年にアメリカ政府はロズウェル・リポートを発行します。その内容は、「回収されたUFOは秘密実験に使用していた気球であり、異星人の死体と言われているものは人体への影響を観察するための観測用ダミーである」と発表をされました。果たしてロズウェルで一体何が起こったのか、真相は闇の中です。
皆さんは、ロズウェルに墜落したものの正体は何だったと思いますか?
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