週明けは一段と暑さ厳しく、局地的には猛暑日(35℃以上)の可能性も
週明けは広い範囲で真夏日。猛暑日も?
きょう5月23日(土)も関東や東北では気温が上がり、仙台では30.6℃と今年初の真夏日を記録。群馬県館林では30.5℃と今年早くも7日目の真夏日を記録しました。
あす日曜日はいったん暑さがトーンダウンしそうですが、週明けからは再び暑さが復活し、特に26日(火)~27日(水)頃は、広範囲で真夏日が続出するのはもちろん、局地的には35℃以上の猛暑日が出る可能性もありそうです。
4月末の暑さに関して
まずは4月末に書いた記事をご覧下さい。
この時は予想通り気温が上がり、4月27日には福島県浪江で32.0℃を記録し、真夏日地点数は19地点に上りました。さらに28日には群馬県館林で32.1℃を記録、真夏日地点数は24地点、29日には秋田県横手で31.6℃を記録し、真夏日は7地点を数えるなど、4月としては記録的な暑さとなりました。
来週は4月末より3℃以上高く
では、来週の暑さはどうなるでしょうか?
来週の上空約1500メートルの気温を4月末と見比べてみて下さい。
少し見づらいかと思いますが、来週は太線の15℃以上の暖気に覆われ、特に26日(火)~27日(水)頃には、大陸からは一段と高い18℃前後の暖気が流れ込むタイミングもありそうです。
これは4月末に比べて、少なくとも3℃以上暖かい空気です。上記のように4月末に32℃前後まで上がったことを考えると、海風の入りづらい内陸部では局地的に35℃前後まで上昇する可能性はあるかと思います。4月末より太陽のパワーも増していることですし・・・。
気象庁から発表されている週間予報でも来週は30℃以上の予想が多く、最高気温の振れ幅の高い方をみると、熊谷、前橋、京都などの内陸では35℃の猛暑日になる可能性があることが示されています。
東京でも来週は今年初めての真夏日になると個人的にも思っています。
気象庁が発表している5月の暑さ記録の表も添付しておきますが、過去には5月に37℃を超えたことがあるというのは驚きですね。