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【疲労回復・血液サラサラ】辛くないから続く♬ 皮ごと漬ける「最強の酢玉ねぎ」

体によくても美味しくなければ続かない。

こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。

玉ねぎは疲労回復、血液サラサラで血流促進、便秘の予防や動脈硬化など様々な効果が知られています。主な成分としては硫化アリルとケルセチンという成分が働いているからです。また、食事と一緒に大さじ1杯のお酢を摂ると、食後の血糖値の上昇を抑えたり内臓脂肪を減らす効果があるという論文が報告されています。

さらにお酢にはクエン酸や酢酸などの有機酸が豊富に含まれていて、疲労回復、糖尿病や肥満、高血圧の予防に役立ちます。また、酢酸にはカルシウムを吸収しやすくする働きもあります。この2つの食材を一緒に摂ることで相乗効果が期待できるんです。

ただ玉ねぎを生で食べるには刺激が強く、胃腸を痛めたりそもそも沢山食べられません。といって辛味を抜こうと水にさらすとせっかくの有効成分が溶け出してしまいます。そこで今回は、玉ねぎを軽く炒めることで刺激が和らぎ食べやすくなるのと、辛味成分の硫化アリルが分解されて体に吸収されやすくなるレシピをご紹介します!さらにこの硫化アリルはアリルメチルスフィドとなってケルセチンと一緒に発癌抑制作用を発揮します!

そんな美味しくて健康効果最強の「酢たまねぎ」を是非、たっぷり作って毎日の健康作りにお役立て下さい♬

《美味しい酢たまねぎ》

材 料

  • 玉ねぎ(皮も使います)   1個
  • オリーブオイル       大さじ1
  • 塩             少々
  • お酢            100CC

作り方

  1. 玉ねぎの皮の一番外側だけを剥いで、2枚目から丁寧に洗っておく。
  2. 玉ねぎを1ミリくらいの薄さにスライスし、ほぐしておく。
  3. 中火にかけたフライパンにオリーブオイルを引いて、玉ねぎの皮を炒める。
  4. スライスした玉ねぎを入れて軽く炒める。
  5. シャキシャキっとした食感が残っているうちに、軽く塩を振って保存容器に入れてお酢を注いだら完成です!

ポイント

●玉ねぎはみじん切りでも薄切りでも、お好きな切り方でOKです。

●玉ねぎを炒めるのは辛味をマイルドにするためなので、軽く混ざる程度に火を通して下さい。

●お塩は塩分を気にされている方は入れなくても大丈夫です。

レシピについて

玉ねぎのシャキシャキ感が残っていながら、辛味がほとんど感じられないくらいマイルド!お酢のツンとした感じもなくてサッパリと食べやすいです。このまま召し上がっていただいても美味しいですが、お肉やお魚の付け合わせやサラダに混ぜるのもオススメです。効果を感じたい方は小さな小鉢に1杯分、漬け汁も大さじ1杯程度一緒に召し上がって下さい。2週間後、体の変化を感じられるかもしれません。美味しい最強の酢玉ねぎを是非、お試し下さい!

★動画では、レシピはもちろん栄養についても詳しくご紹介しています!

★ 美味しい!簡単!体に優しい!そんなレシピ動画を配信しています。是非フォロー&チェックしてみて下さいね♬ 

★管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数44万人)

筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子

食べ物と栄養の知識が生きた、美と健康に関するお悩み解消レシピが人気。誰もが手に届く身近な食べ物を通じて世の中を明るく健康にしたいをモットーに、すぐに実践できるお役立ち情報を発信している。「春夏秋冬 疲れ取りごはん」KADOKAWA、その他多数。日本抗加齢医学会認定 抗加齢指導士、米国栄養カウンセラー

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