早く教えてよ!「コーヒー」を美味しく加熱する方法に「知らなかった」「気を付けよう」【意外なコツとは】
「コーヒーを飲むことがある」
「家で温め直して飲むこともある」
そんな方に、ぜひ知っていただきたい「コーヒー加熱時のコツ」をご紹介します。
気を付けたいポイント
家でコーヒーをいれた後、しばらく時間が経って冷めてしまった場合、電子レンジ等でコーヒーを再加熱することがあるかもしれません。
しかし、実はそのまま加熱すると「酸味」が強くなってしまうという事実をご存知でしょうか。
実際に…
コーヒー製造販売で有名な小川珈琲の公式サイトには、次のような記述があります(一部抜粋)。
冷めたコーヒーを再加熱することは、さらに酸っぱさを強くさせる。また、大量にコーヒーを抽出し、保温し続けるのも避けたい。加熱による化学反応と蒸発で液体が濃くなり、味わいが変わるのだ。
(「珈琲の教科書」第5章より引用)
この記述から、冷めたコーヒーを再加熱することにより起きる影響について、理解していただけたのではないでしょうか。
少しでも美味しく加熱するコツ
とはいえ、理屈は分かっても、「温かい状態にしてから飲みたい」という気持ちを消すことはできないかもしれません。
そこで、少しでも美味しく再加熱する方法をご紹介できればと思います。
ポイントは「半分だけ加熱する」ということです。
冷めてしまったコーヒーの半分量を別容器に移しおいておき、残った半分を再加熱します。
再加熱後に、別容器に移しておいたコーヒーを、再加熱したものに加えれば完了です。
このひと手間をかけるメリットは…
別容器のコーヒーは再加熱を経ていないため、酸味が再加熱したものほど強くなっておらず、全体を再加熱した場合と比べて、酸味の強まりを感じにくくなる、という点です。
ほかにも…
カフェオレ(またはミルクコーヒー)として楽しむ方法もあります。
牛乳を加熱してホットミルクの状態にしたうえで…
冷めてしまったコーヒーを加えれば、温かさとコーヒー本来の風味の両方を楽しむこともできるかもしれません。
私自身、「再加熱すると酸味が強くなる」という事実を知った時は、「知らなかった、気を付けよう。早く教えてほしかったな」と感じました。
「コーヒーを家でいれて飲む」という方におかれては、今回ご紹介した温め方も参考にしていただきながら、コーヒーを美味しく楽しんでいただければ幸いです。
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