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【Q&A】就活の面接で「素の自分」を出して良いのかわかりません

酒井一樹就活SWOT代表

Q:就職活動で面接を受けるときについての質問です

「面接官はいろんな人を見ているので猫をかぶっても見抜かれる」

といったことを噂で耳にします。

私は飲食店のアルバイトでいろんなお客さんとお話しする機会があります。

「愛想がいい」やら「親しみやすい」と、自分で言うのもなんですが割と受けがいいです。

しかし、それはアルバイト上の接客としての自分で本心からの自分ではありません。

実際は暗いし静かですし、むしろ人と話しているより一人で居る方が落ち着きます。

そんなお客さんから見れば「感じの良い私」ですが、

就職活動の面接でもこんな「私」で受け答えしても大丈夫なのだろうか。と疑問に思いました。

面接官に良く思われるように愛想良く受け答えした方が良いのでしょうか?

出典:https://swot.jp/shinsotsu/opinion/faq/qa/

A:知ってもらうべきなのは「1人でいる時の素の自分」ではありません。

何をもって”素の自分”なのか…難しいところですね。

まず、アルバイトに関連する自己PR方法については、こちらの記事などもご覧ください。

その上で、思い返してみていただきたいのですが、

お客さんの前ではなく、同僚と接する時の自分は、どんな状態ですか?

同僚と話す時もお客さんと接する時のように明るいでしょうか。

それとも、お客さんと同僚とでは、受け答えも変わりますか?

一緒に働く同僚とは、確かに長い時間を過ごすことになります。

その点、「ありのまま」の自分を出そうという意見もありますし、

そう考えることは間違いではありません。

しかし、土日も含め24時間一緒にいるわけではありませんよね。

「オフタイムの暗くて静かな自分」を知ってもらう必要があるか…というと、

必ずしもその必要は無いと思います。

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これは意見が分かれる点だと思いますが、就活の面接においては

「仕事場(公の場)における本当の自分」を相手に理解してもらえれば、それで十分です。

「1人でいる時は静かだけど、お客さんの前に出るとスイッチが入るんです」

と素直に言ってしまうのも良いでしょう。

そのギャップを相手に印象付けるのも1つの手です。

ただしあくまでも相手に知ってもらうべきなのは

「1人でいる時の素の自分」ではありません。

「働いている時の自分はどうなるか」です。

何か嘘をつくわけでもありませんし、

お客さんの前でしっかり明るく振る舞えるのであれば、

採用する側としても、特に大きなデメリットだとは思われないでしょう。

実際、やり手の営業担当として活躍している方で

「実は根暗だ」という方はたくさんいらっしゃいます。

それでも特段、問題はないのです。

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就活SWOT代表

慶應義塾大学在学中、世界初の就活SNSの代表に就任。国内最大の就活SNSへと成長させた後に大学を卒業し、エグゼクティブサーチを行う人材ベンチャーに入社。役員・事業責任者などの幹部人材の採用支援に携わる。2009年にエイリストを設立し「自分の頭で考え、行動する人材を増やす事」を命題として就職情報サイト「就活SWOT」を開設。

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