純豚骨の旨味が詰まった新感覚の博多王道豚骨ラーメンを、豚トロチャーシューや特製赤ダレで楽しもう。
2019年創業
創業からはや5年を迎えようとする、「麵屋たいそん 博多駅前創業店」。2022年には春日総本店もオープンし、この5年弱の期間で博多ラーメンの人気店に名乗りを上げ、この博多駅前店も日々行列で大人気。
「たいそん」というネーミングは、大将のニックネームからだとか。その若き大将は、あの博多の名店「博多新風」の出身。そして2018年にはニューヨークラーメンコンテストで優勝に携わり、2019年にこの「麵屋たいそん」をオープン。
この経歴からも実力は申し分なく、博多ラーメンを愛し、博多の王道ラーメンにこだわり続ける名実ともに博多の人気店です。
店内はカウンター席とテーブル席があります。そしてメニューは、こってりな「濃厚」とあっさりの「屋台」に、濃厚に特製赤ダレを加えた「赤辛」の3パターン。
サイドメニューはご飯ものから一品ものもあり、ちょい飲みなんかもできますね。
豚トロ入り屋台豚骨
こちらが屋台豚骨に名物の豚トロチャーシューをトッピングしたメニュー。定番のネギとキクラゲのトッピングですが、この豚トロチャーシューがすごい。こういったトッピングのこだわりも斬新ですね。
げんこつと頭骨を使っているという純豚骨スープ。屋台豚骨はあっさりと仕上がてあり、その中にも豚骨の旨味が凝縮されている。臭みもなく程よい塩味が広がり、博多に愛される昔ながらの味わいも感じることができる。
あわせるのは中細サイズのストレート麺。この麺がまた美味しく、ツルツルっとした食感に歯切れ良いコシがスープとの相性が抜群です。
そしてこの豚トロチャーシューです。この大きさも暑さもボリュームがすごい。外側を炙って仕上げていて、とっても柔らかくジューシー。豚トロの旨味がホロホロッと口の中で広がっていきます。これは絶品。
赤辛豚骨
こちらは、濃厚豚骨に特製の赤ダレを加えた赤辛豚骨です。真っ赤なスープは辛さの刺激を感じ、トッピングはノーマルです。ネギとキクラゲに、通常のチャーシューがトッピングされています。豚骨の香りとスパイスの香りがとても良い。
濃厚豚骨は、屋台豚骨が10時間炊き込むのに対し、20時間炊き込んでいるそう。それだけ時間をかけて炊き込んだ豚骨は、グッとくる濃厚な豚骨の旨味と味の深みも感じる美味しさ。屋台とは対照的に、豚骨の味わいが強めにしっかりと伝わる味わいです。そこに加える特製の赤ダレは、数種類のスパイスを使用したオリジナル。この辛さの刺激が良き具合に濃厚豚骨に絡みます。
濃厚豚骨に辛さの刺激が加わったスープとも相性良き麺です。じわじわと辛さの刺激を感じながら、スルスルっと食べ進めていきます。これがまた美味い。
通常のチャーシューでもこのボリューム。こちらも仕上げは炙ってあり、厚みもあります。そして柔らかく味わいも良くとっても美味しい。豚トロもですが、このチャーシューのこだわりはすごい。
サイドメニューの博多明太子飯。これは旅行で訪れた方なんかは、名物のラーメンと明太子を同時に楽しめる嬉しいメニューです。ラーメンのお供に一緒にいただきたいですね。
濃厚でもあっさりでも、美味しく飲み干せるスープです。そして丼の底にはイラストが。これは、マイクタイソンに似ているという大将の似顔絵でしょうか。
王道の博多豚骨を追及し続けるラーメンは、昔ながらの味わいも感じながらも、スープの仕上げやトッピングなどに斬新なアイデアも。ストレートな博多豚骨ラーメンの中に進化し続ける味わい。今後もまだまだ勢いは衰えるどころか増していきそうな博多の新感覚豚骨ラーメンです。
麺屋たいそん 博多駅前創業店
住所:福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目12−3 玉井親和ビル 1-B
営業時間:日~木 11時00分~0時00分
金・土 11時00分~1時00分
定休日:無休
駐車場:近隣有料
アクセス:博多駅より徒歩10分