春を告げるミモザを我が家に!鉢植えミモザの育て方
こんにちは、園芸愛好家のグロ子です。
花屋さんでミモザの枝を見かけるようになりました。
フワフワした黄色のミモザの花は「春が来た!」って気分にさせてくれます。
大きな木から垂れ下がる花のイメージが強いミモザですが、鉢植えすれば庭がなくても楽しむことができます。
春を告げるミモザを我が家で育ててみませんか?
ミモザを地植えにしてはいけない
ミモザを地植えにしてはいけません。
とにかく成長が早いので、短時間で一階の屋根を超える高さになります。
施工会社泣かせの地植えミモザのデメリットは以下の通り。
- 背が高く育つだけでなく、横にも不規則に大きく広がり場所を取る
- 背が高いのでフワフワした黄色の花殻が遠くまで風で飛びご近所トラブルになる
- 地上部が大きいのに根張りが浅く、強風で倒れたり根が浮き上がったりする
- カイガラムシに弱い。枝が多いので被害が出た時収拾がつかない。
- 背が高く樹形が決まらないので剪定はプロに頼まなくてはいけない
植木屋さんのお話では、ミモザは花が可憐で洋風の家に合うことから庭木に好まれますが、数年後には抜かれることが多いそうです。
参考記事:植えて後悔!シンボルツリーや庭木のデメリット
鉢植えミモザなら小さく楽しめる
地植えにはデメリットの多いミモザですが、鉢植えならそれをカバーすることが可能です。
- 鉢に根が廻ると木の成長が止まる
- 花殻が広範囲に散らからない
- 背丈が小さいので風に煽られることがない
- カイガラムシがついても、消毒しやすい
- 剪定も素人でできる
鉢植えなら庭がなくてもミモザが楽しめますね!
ミモザを植える鉢の選び方
ミモザはマメ科の木です。
マメ科の植物は移植を嫌います。
最初から8号(直径24cm)~10号(直径30cm)の鉢に植えてください。
号数は大きくても先細りの鉢は土が入らず不安定なのでやめておきましょう。
ミモザは過湿に弱いので、水はけのいい鉢に植えてください。
プランターバッグやプラスチックプランターはいいのですが、陶器鉢には水はけの悪いものがあります。
参考記事:【ガーデニング】鉢底石が不要のプランターや鉢はどう選べばいいの?
陶器鉢を選ぶ時は、そこに土を入れて木が成長がしても移動させることは可能かどうかも考慮してください。
鉢植えは時々移動させないと、鉢穴から出た根が土に潜って動かせなくなります。
鉢のサイズを上げると木が大きくなり過ぎますし、下げると花数は減ってしまいます。
鉢植えミモザの育て方
ミモザは育てやすく、水はけのいい普通の培養土に植えればすくすく成長します。
過湿に弱いので日当たりの良い場所に置いて下さい。
最初は枝が細いので、支柱を添えるとグラグラしません。
根が廻ったら木が安定するので、支柱もいらなくなります。
肥料もたくさんやる必要はありません。
切れた頃、木の周囲に固形肥料を埋め込んでください。
ミモザが咲かない原因
ミモザが咲かない原因は、ほとんどが剪定時期が不適切だったためです。
ミモザはその年の花が終わると、もう次の年の花芽をつくり始めます。
花が終わったらすぐに剪定してしまいましょう。
6月前半には終わらせているのが理想です。
ミモザは切った場所から2本の枝が出ます。
枝はどんどん増えるので、適当に透かしてください。
枝が密になるとカイガラムシの原因になります。
気になる場合は秋にも不要な枝を取り除きましょう。
ミモザは最初から大きな鉢に植えるので、若木の間は花が咲かないことがあります。
鉢に根が廻ったらちゃんと咲きます。
しばらくは成長を見守ってやりましょう。
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