【クママップ総合版】全国の熊(クマ)出現情報マップのリンクページを作ってみた!
近年、野生のクマによる被害が跡を絶ちませんね。ヒグマは北海道にしか生息していなく、本州ではツキノワグマが生息しています。
動物園やサファリパークなど身の安全が確保された場所から見るには、可愛いと思う動物でもありますよね。
しかし、野生のクマとの遭遇は、命を落とす可能性が高い危険な状況です。ニュースで報じられるクマによる被害を見ても、何もできない悔しさを感じてしまいます・・
そこで、各都道府県や公共性の高い機関が作成した情報をピックアップして、クマが生息する地域の「クマ出現マップのリンクページ」を作って見ました。
ネット検索しなくてもこのページをブックマークしておけば、必要な都道府県の「クマ出現情報」を確認できますので、ぜひご活用ください。
【クママップ:北海道・東北地方】
北海道・東北地方のクマ出現マップ(名称は地域で異なります)の、リンクを一覧でまとめました。
※( )内は作成機関
◆ 北海道『ひぐまっぷ』
(ダッピスタジオ合同会社)
◆ 青森県『クマ出没マップ ページ中央付近』
(青森県自然保護課 )
◆ 秋田県『野生動物情報マップ』
(秋田県自然保護課)
◆ 岩手県『ツキノワグマ人身被害状況マップ ページ下部』
(岩手県自然保護課)
◆ 山形県『クマ目撃マップ』
(山形県みどり自然課)
◆ 宮城県『クマ目撃等情報』
(宮城県自然保護課野生生物保護班)
◆ 福島県『ツキノワグマ目撃情報』
(福島県自然保護課)
北海道はヒグマが、東北地方ではツキノワグマが多く生息している地域なので、どの自治体もGISを活用してクマの出現情報を公開しています。
北海道の「ひぐまっぷ」は、道立総合研究機構の全面支援を受けて民間企業が開発・運営していますが、北海道内のほとんどの自治体が利用しています。
【クママップ:関東地方】
関東地方のクマ出現マップ(名称は地域で異なります)の、リンクを一覧でまとめました。
※( )内は作成機関
◆ 栃木県『クマ目撃情報』
(下野新聞社)
◆ 群馬県『さーちず まえばし』
(前橋市役所)
◆ 茨城県『熊らしき動物の目撃』
(茨城県警察本部 公式X)
◆ 埼玉県『クマ・イノシシに注意 マップなし』(埼玉県)
◆ 東京都『ツキノワグマ目撃等情報』
(東京都環境局)
◆ 神奈川県『ツキノワグマ目撃等情報 マップなし』(神奈川県自然環境保全課)
◆ 千葉県『クマが存在しない⇒クマなし県』
本州で唯一ツキノワグマの生息が確認されていないのが千葉県で「クマなし県」と呼ばれています。
どうして千葉県のみ生息していないのか、明確な理由は分かっていません。ただ、房総半島の山は孤立しているため森林を伝ってクマがこられないのでは、と考えられています。
【クママップ:甲信越・北陸・東海地方】
甲信越・北陸・東海地方のクマ出現マップ(名称は地域で異なります)の、リンクを一覧でまとめました。
※( )内は作成機関
◆ 新潟県『にいがたクマ出没マップ』
(新潟県環境対策課)
◆ 長野県『ツキノワグマ目撃及び人身被害の状況 マップなし』(長野県)
◆ 山梨県『ツキノワグマ出没・目撃情報 マップなし』(山梨県)
◆ 富山県『クマっぷ』
(富山県自然保護課)
◆ 石川県『ツキノワグマ出没情報地図』
(石川県自然環境課)
◆ 福井県『福井クマ情報』
(福井県自然環境課)
◆ 岐阜県『県域統合型GISぎふ クママップ』(岐阜県)
※マップを閲覧する際に同意を求められる
◆ 愛知県『クマ確認情報 マップなし』
(愛知県)
◆ 静岡県『クマ出没マップ』
(静岡県自然保護課)
各県によって特徴が分かれますが、『にいがたクマ出没マップ』 、富山県の『クマっぷ』、石川県の『ツキノワグマ出没情報地図』、『福井クマ情報』、『県域統合型GISぎふ クママップ』は、GISを利用しているため分かりやすくなっています。
【クママップ:近畿地方】
近畿地方のクマ出現マップ(名称は地域で異なります)の、リンクを一覧でまとめました。
※( )内は作成機関
◆ 三重県『ツキノワグマに注意 マップなし ページ中央付近』(三重県)
◆ 滋賀県 大津市『熊の出没にご注意ください! マップなし』(大津市)
◆ 京都府『統合型GIS京都府 クマ出没情報マップ』(京都府自治体情報化推進協議会)
◆ 大阪府『市街地周辺における野生動物の出没情報 マップなし』(大阪府)
◆ 奈良県『ツキノワグマの注意喚起について マップなし』(奈良県)
◆ 和歌山県『ツキノワグマ マップなし』
(和歌山県自然環境室)
◆ 兵庫県『ツキノワグマ目撃情報』
(兵庫県森林動物研究センター)
近畿地方では、京都府が最もツキノワグマの目撃情報が多いです。そのため、GISを利用した「クマ出没情報マップ」を提供しています。
京都府と各地町村が共同で作成しており、平成19年度の目撃情報からさかのぼって確認できます。
【クママップ:中国地方】
中国地方のクマ出現マップ(名称は地域で異なります)の、リンクを一覧でまとめました。
※( )内は作成機関
◆ 鳥取県『ツキノワグマ目撃等情報』
(鳥取県環境・循環推進課)
◆ 島根県『熊ップ』
(島根県警察)
◆ 岡山県『ツキノワグマ出没状況 マップなし』(岡山県)
◆ 広島県『ツキノワグマ マップなし』
(広島県)
◆ 山口県『YPくまっぷ』
(山口県警察)
中国地方では山口県警察がGISを利用した「YPくまっぷ」を独自で提供しています。
警察に報告された目撃情報を地図上に落として、アイコンで表示。アイコンをクリックすることで、内容が詳しく把握できる仕組みです。
【クママップ:四国地方】
四国地方のクマ出現マップ(名称は地域で異なります)の、リンクを一覧でまとめました。
※( )内は作成機関
◆ 愛媛県『目撃情報なし⇒生息していないとされる』
◆ 香川県『目撃情報なし⇒生息していないとされる』
◆ 高知県『ツキノワグマの目撃情報』
(四国森林管理局)
◆ 徳島県『ツキノワグマの目撃情報』
(四国森林管理局)
四国でのツキノワグマの生息は、高知県と徳島県の県境付近で確認されているだけです。
愛媛県では50年以上前となる1972年に、体長1.5メートル・体重85キロのオスのツキノワグマが1頭捕獲されてから、それ以降の生息は確認されていないようです。
九州にはツキノワグマは生息しない
九州から沖縄にかけては、ツキノワグマは生息していません。昔は生息していたようですが、現在では絶滅したようです。
クマ被害に対して何か自分ができることがないか考えて、行政や警察、その他信頼のおける機関が作成した「クマ情報」のリンク一覧を作成してみました。
地域によって、マップや画像、リスト形式など表現はさまざまですが、少しでもお役に立てれば幸いです。
※リンクは2024年5月24日時点のものです。万が一リンク切れになっているかも知れませんので、その点はご承知おきください。